【名探偵コナン】最凶ハッカーはブラック組織を辞めたい

十二徹目 ページ13

初めて暗殺の任務をやることになったスメラギです

緊張でお腹痛い



「これであなたも立派な犯罪者の仲間入りね」

ベル姐さんと任務内容を簡単に確認し、ターゲットのいるポイントまで移動する


『何言ってるのさ姐さん。警察だとかいろんなところの機密情報盗んだりとかしてる時点でもう犯罪者でしょ』


黒の組織入る前もFBIとかの情報盗み見てたけどな！


「確かにそうね。でも、人を殺せばもう後戻りなんて出来ないでしょう？」


妖艶なベル姐さんがいつも以上に妖しく微笑む


「あなたの事だから心配はしてないけど……大丈夫よね？」


ここで言うベル姐さんの"大丈夫"は私が人を殺す事に怖気付かないか、人を殺した罪悪感に耐えられるかという確認だ


『大丈夫。今さらなんとも思わないよ。この組織入った時から覚悟してる』


あの組織を潰すためならなんだってやってやる


でも、やっぱり緊張するなあ

「そう、ならいいわ。武器の準備はいい？｣


私の武器は二丁拳銃とナイフだ
あまり音を出したくないのでナイフを使えとのジンの兄さんのお達しが来ている


いっつも兄さんはバンバン使ってるくせにな！！

仕事を増やすのも兄さんだが、結構なハードワーカーなのも兄さんなので最近は何も言えなくなってきた


「肩の力を抜いて、頑張りなさい」


姐さんのウインクにちょっと元気が出た



『了解！』









『やっぱりターゲット来る前にトイレ行ってきてもいい？』

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