元警備員がヒーローを目指す？（失踪率100%） (ページ13)

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やっと下校…と思っていたのか？ページ13

靴箱を出ると緑谷は
中庭にノートを取りに行った
戻って来た時手には濡れちゃってるノートが…

緑「じゃあ、帰ろう！」無理に笑ってるのが
バレバレだ馬鹿野郎
「おう」
今日だけは指摘せずに帰る

通学路にあるトンネルを入っていくと
後ろから何かが蠢く様な音が
したので緑谷と顔を見合わせて振り返ると
緑「うぃ…ヴィラン！！！」
液体の蠢くヴィラン
ヤバイと思って居たら直ぐに
時間が過ぎて行く

緑「ンン？！ﾝﾝﾝﾝﾝ！？！？！」
緑谷がヴィランに捕まった
((助けなきゃ))

エ「大丈夫、ヒーローが助けに来る」
「ハァ？！黙って見たろと言うのか？！
そんな事が出来るはずないだろ？！」
思わず声に出してしまう
エ「君に何が出来るのさ、
分かってるだろ？君はあくまで民間人
それは前世っから変わらない事実だ」

分かってる分かってるよ
エ「ほら、もう来たよ」ｶﾞｺﾝと言う音が聞こえた
あれはマンホール？
マンホールがヴィランにぶつかる
ヴィランは無傷液体だからな
？「もう大丈夫だ少年達
何故かって？私が来た！」あの見た目は
「おーるまいと？」

ヴァランが触手をオールマイトに向けるのだが
オ「テキサス───スマッシュ！！！」
筋肉がとんでもない腕から放たれる
拳により吹き飛ばされ
一緒に体も飛ばされた…
「す……ごい」
コレがナンバーワン

何だ、僕が行っても邪魔になる
僕は結局無力なのか
エ「ﾋｭｰ、すっごいねぇ
こりゃ全国のちびっ子が憧れる訳だ」

オ「君！」こちらを向いている
「僕？ですか？」
何かしたっけ
オ「その血でよく立っていられるね？！」
ああ「コレ、自分の個性でこうなってるだけです
実際何の怪我もないので」
これだから嫌なんだ
オ「個性…？
一般人の個性使用は法律で…」
真面目？まぁヒーローだから
「僕の個性は体の中に居る機械で
しかも勝手に出てきたりするんです。
意図していた訳じゃありません！」
そもそも、個性って事になっているだけで
僕は無個性だ

僕はああ言った後、逃げるように帰った
緑谷を忘れて…
何て言い訳しよう

あっそうそう緑谷はあの後
また事件に巻き込まれたらしい

何で僕帰ったんだ