プロローグ ページ1
「おめでとーう！」
大勢の祝福する声と共に空気を叩くような派手な音が鳴り響く。
それらは照れくさそうに立っている男女に向けて発せられた言葉だった。
刀剣男子たちの手にはクラッカーが握られており、大きな机の上には色とりどりの御馳走が並んでいた。
それを見るだけでお腹いっぱいになるような幻覚を覚えそうだ。
「いやあ、めでたいねえ。主と担当の政府さんが交際するだなんて」
眼帯をかけた比較的身長が高い男の一言により大広場は賑わい始める。
酒を強要する者、大人しく座っている者、男女に恋話を話すように促す者、大層なご馳走を美味しそうに頬張る者、静かに雑談しながら酒を飲む者、どんちゃん騒ぎをおこす者。
彼らは各自に分かれ楽しみながらも、笑顔で男女におめでとうと何度も祝福の言葉を送っていた。
「ねえ！主さん！どっちが告白したの？」
「…黙秘権はなし？」
「なし！」
「え、ええー…」
「こら、乱。主殿が困っているだろう」
まるで白馬に乗って王女様に手を差し伸べる王子様のような男性がそういえば少し残念そうに乱と呼ばれた男士は頬を膨らました。
「とりあえず！日向さん、政府の人間だからお仕事が大変だと思うけど、俺達の主大切にしてあげてね？」
彼女の初期刀として選ばれた、加州清光。彼が二度手を叩き、場を沈めそういえば男は小さく微笑し力強くうなずいた。
宴会は、日が昇るまで続いた＿
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もち明太子 - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます！ (2022年7月19日 7時) (
レス) @page5 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続き楽しみです( ´艸｀) (2021年2月16日 13時) (レス) id: ed2686deb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年7月9日 23時
