【完】マジうぜぇ。触んな。【Kei I】

４ ページ4

「ユーたち、知り合い？」


部屋の一番奥にある、いかにも社長ですっていう机に座るおじいさん。



あの人が、社長？



それにしては、普通の人に見える…って、



伊「そうで、『違います。ただのクラスメイトでした』…え」



不思議そうに私の顔を見る彼を無視して、部屋にいる他の人を見る。




うーん、見た事ある顔はいくつかあるけど、名前が出て来ないわ。




でも、今ここにいるのは５人だよね。


これで全員なのかな。




「ユーにはこの子達のマネージャーをやってもらう。



メンバーはあと４人いるんだけど、仕事があるから来れなかった。」



社長であろうお方にそう告げられ、私はただただ頷くしかなかった。



あと４人もいんのかよ。



薮「初めまして。Hey!Say!JUMPの薮宏太です」



八「初めまして。八乙女光です」



有「初めまして。有岡大貴です」



高「高木雄也です」



伊「…伊野尾慧です」



薮「短い間ですが、よろしくお願いします」


リーダー格であろう、薮宏太くんが頭を下げると、他のメンバーもそれに続いて頭を下げた。



なんか意外だな。


礼儀正しいんだね。



そこら辺はちゃんとしてるのかな。



『いや、あの、芸能界の右も左もわからない未熟者です。



迷惑かけないように、精一杯、頑張らせていただきます。



こちらこそよろしくお願いします』



「ユー達堅いよー。


ユーもこれから何があるか分からないけど、この子達をよろしくね」




社長によろしく言われたら、プレッシャーが…。



『…はい』

５→←３

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す