【完】マジうぜぇ。触んな。【Kei I】

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『は？マネージャー？』



「そうなんだよー。


一ヶ月でいいからさ！前の人がちょっと骨折して、入院しなきゃいけなくなって。



Aちゃん、今無職でしょ？これやってくれたら、給料出すし、次の仕事も保証するからさ！ね！」



『だからって、なんでアイドルなんかの…』



西宮A、２５歳。



数ヶ月前まで会社員として大手企業に勤めていたが、上司からのセクハラに耐えられなくなり、相手に暴言を吐き、自主退職した。



ここ数ヶ月は貯めていた貯金でやりくりしていたが、やはりそれでは限界が来る。



現に、あと一ヶ月持つかどうかのところだった。



そこで、私が無職なのを知っている唯一の人物、


前の職場の先輩でありオネェである親友、


坂本理恵(本名：坂本裕一郎)は知り合いが困っているとの事で私に連絡をして来て、急激明日からアイドルのマネージャーをしろとの事だ。




ふざけんな。



なんで私がアイドルなんかのマネージャーを。




理「Aのアイドル嫌いが良いんだって！



ってことは、相手と恋愛しないでしょ？


そこを見兼ねて、向こうの社長さんやチーフマネージャーさんからオーケーが出たんだから！」




『…』



知るか。



テレビの中ではキラキラしてても、どうせプライベートでは女と遊びまくって、ファンの子達の事を馬鹿にしてるんだろう。



そんな奴らと誰が四六時中いたいか。


私は死 んでもやだね。


理「…給料、５０万だって」




『やる』




え？相手がアイドル？さっきと言ってた事が違う？



何の事かしら？

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