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「……どっちがエエ？」
「……うえ」
「わかった、おいで」
「ん、」
キモチが昂ったまま家に帰ると、何もかも脱ぎ捨ててすばるくんと身体を重ねる。
仰向けに寝そべると同時にすばるくんが起き上がったら、その白く透き通った腿を開いてゆっくりと俺に跨がる。
「たつ……手、繋いで」
「なに、可愛いやん？」
頬染めたすばるくんの両指絡めて繋いだら、腕伸ばして少しずつ腰下ろしてく身体を下から支えた。
「ぅっ……は……ぁ……っ」
薄暗い中でもわかる。
眉間に皺寄せてキツそうな顔して。
でも視線が絡まったらフワッと笑みを溢して。
あぁ、堪らん。
こうしてすばるくんと繋がる瞬間、めっちゃ好き。
「ふぅ……」
大きく深呼吸して。
絡まる指のチカラが抜けてくと、すばるくんは俺を見て不安気な表情を浮かべた。
「……気になる？」
「……スマン」
「頭ん中過ったらどうも落ち着かへん」
すばるくんは苦笑いで誤魔化すと、今度は両掌を俺の胸に押し当てた。
「エエよ」
「気になってんのはすばるくんだけちゃうから」
「でも……今は俺だけ見て」
「……ん、っ」
ステージの上ではあんな逞しく見えたのに。
今じゃ触れるだけで折れてまいそうな腰骨を掴んだら、半ば強引に突き上げた。
「あぁっ……ゃ……っ……」
「すきやで……すばる」
「たつっ……たぁ……ぁ……っ……」
華奢な身体は俺の上で何度も弾けて。
最後キュッとソコにチカラが入ったら、一瞬天を仰いでそのまま俺に覆い被さった。
「はぁ……はぁ……」
肩で息しながらどうにか呼吸整えようとする唇に何度もキスをして。
背中に腕回して身体密着させたら、漸く安堵の表情を見せてくれた。
「大丈夫」
「これから先も、俺らはずっと一緒やから」
「ん……」
「いよいよ明日やね」
「おん、いよいよ……」
「メジャーデビュー、か」
いつかこの日が来ると確信していた。
こんなトコで燻ってたらアカンって、仲間達とずっと語り合ってココまでやって来た。
そしてその『いつか』が、遂に現実のモノとなる。
『7月19日』
『新たに始動するにはコノ日がエエって決めてたから』
俺とすばるくんとの間で決めた、最も大切な日。
明日、7月19日。
俺達を知って、きっと世間が驚愕する。
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にがこ(プロフ) - のん。さん» のんちゃーんお久しぶり♪お祝いありがとうございます！忙しかったのね、お疲れ様！またいつでも遊びに来てね♪私も更新楽しみに待ってます！ (2017年9月28日 15時) (
レス) id: bfbb34681f (このIDを非表示/違反報告)
のん。(プロフ) - にがこちゃん！お誕生日おめでとうございますー♪ 今更感満載でごめんなさい。1ヶ月以上ここを離れてたら、にがこちゃんのお話がいっぱい更新されてた！ゆっくり楽しませてもらいますねー (2017年9月26日 9時) (レス) id: 3dd0e2b2bc (このIDを非表示/違反報告)
にがこ(プロフ) - ままままさん» ままちゃん♪最後までお付き合いありがとう！読み返して貰えるなんて嬉しい♪新作も鋭意作成中だよ 笑。またいつでも遊びに来てね♪ (2017年9月21日 16時) (レス) id: bfbb34681f (このIDを非表示/違反報告)
まままま(プロフ) - 番外編めちゃくちゃよかったです♪楽しみにしていた緑赤さん☆とってもステキでまたイチから読み返してましたー。いろんなその後見てまたイチから読み返してで、にがこちゃん一色の1週間だったよー。新作も楽しみにしてるー♪ (2017年9月19日 20時) (レス) id: 103b3e9ff7 (このIDを非表示/違反報告)
にがこ(プロフ) - くみみさん» 台風は日曜夕方から夜中が結構激しかったよ。くみちゃんトコ被害無かったかな？自然災害怖いね。お互い気を付けよう！心配してくれてありがとう♪ (2017年9月18日 21時) (レス) id: bfbb34681f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にがこ
| 作成日時：2017年9月1日 16時
