『何事？』麦わら一味がやってきた (ページ14)

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『はぁ。』

机に肘を付き盛大にため息をつく

ロビン「どうしたの？」

『ロビンさん、』

ロビン「さんはいらないわ」

『ロビン、』

ロビン「ん？」

『どーして昼休みみんなここに集まるの？』

ロビン「さぁ、どうしてかしら」

ﾌﾌﾌと綺麗に笑うロビンを見てまたため息をつく

ルフィ「なぁなぁ！透！」

『なに？』

ルフィ「これもらってもいいかぁ！？」

『ちょ！ルフィ！こら！
　まだいいって言ってないし！
　それ好きなやつ‼』

サンジ「おいルフィ！人の取るな！」

ウソップ「お、おい！ルフィ！俺の肉だぞ！」

『…はぁ、私の肉…』

最近毎日のように繰り広げられる弁当お肉合戦

あまりにもルフィ達がうるさすぎて
教室にいた女子は学食へ行く人が増えて
男子陣はルフィ達に混ざってさらに騒がしく…

『ここは動物園か』

ロビン「透、口開けて？」

『ん？』

肉を取られた悲しみを抑え
ロビンの言うとおり口を開ける

『ん！？』

ロビン「美味しい？」

『おいひぃ〜』

ロビン「透のその顔、こっちまで幸せになるわね」

『？？』

ロビンが口に入れたのはさっき取られたはずのお肉

あまりの嬉しさに自然と頬が緩んだ

『ありがとう、ロビン』

ナミ「こらぁ！！いい加減にしなさい！」

「「ずいまぜぇん」」

『わぁ、今日もすごい』

突然響いたナミの声

そして一気に静まり返る教室

ここ最近毎日見る光景にまたため息が出た