『何事？』麦わら一味がやってきた (ページ13)

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『やぁーー！』

「気合い入ってるな！柊木」

『先生、いらしてたんですね』

面を外して振り向くと部活の顧問がいた

「調子はどうだ？」

『まぁまぁです
　ただ、次も負けない自信はありますよ』

「おぉ！それは良かった
　期待しているぞ！」

ゲラゲラと笑いながら道場を出ていった

一体何をしに来たんだあの人は

「柊木、今日はゾロこねーの？」

『あ、はい。再試に出てるので
　言うの忘れてました』

「いや、いーよいーよ
　にしてもあいつやっぱり馬鹿だったのか」

「馬鹿で悪かったな！」

「『うわっ！！』」

ﾊﾞｼｯ

先輩と話しているといきなり間に入ってきた
マリモことゾロ

先輩と私は驚きついつい手が出た

ゾロ「ってぇな！何すんだ急に！！」

『ゾロが驚かすから』

「急に出てくんなよ」

ゾロ「そんなことねぇだろ」

「あるっつの
　てか、早く準備しろ。終わるぞ」

ゾロ「うす」

『ほら、早くしないと手合わせできない』

早くしろと先輩と二人で急かすと
軽く舌打ちをされた

もちろん先輩にも聞こえててしばかれてた

ゾロ「しゃ！やるぞ翼！！」

『声大き過ぎるよ』

　
ゾロ「それよりやるぞ！」

『それよりって』

なんかルフィに似てる

道場には声が響き渡る

竹刀と竹刀がぶつかる音

楽しいな

ゾロ「ほんと、強ぇな」

『ゾロこそ』

なかなか決着がつかない

二人は肩で息をしている

「そこまで！もう時間だ
　引き分けな」

間に入ってきた先輩

ゾロは不満なのか先輩に不満顔を晒している

『この続きはまた後でやろう
　ちょっと疲れたよ』

そう言って、ゾロにタオルを渡す

ゾロ「おう。次こそ勝つからな」

『うん。臨むところ』