Flowering heroine ５

犯人 ページ7

颯太 side.




堀夏「颯太でしょAになんか吹き込んだの」





颯太「なんですかいきなり」






……………Aちゃんもしかして告ったんかな。







堀夏「あいつ最近おかしいんだよね。目合わせないし、この前、……まあ色々あって抱きしめようとしたら拒まれたし」






……………Aちゃんもろ堀夏くんのこと意識してる。









堀夏「……………で、俺考えたんだよね。そういえば颯太と飯行った日からなんかおかしいなーって」




ほんと頭キレるなあ堀夏くん。







颯太「……………ちょっとカマかけただけですよ」





堀夏「カマ？」





ジロリとこっちを睨む堀夏くん、……………こわ。









颯太「ほんとに壱馬さんのこと好きなんですかって」




堀夏「見りゃわかるじゃん」




颯太「だから堀夏くんはいいんですか？って言いました」




堀夏「はぁ？？」





颯太「そしたらAちゃん、堀夏くんのことすごい意識しちゃってるんですもん。」






……………さっさとくっついてもらわないと色々困るんですよ。Aちゃんのこと好きなの堀夏くんだけじゃないんですからね。







颯太「……………って顔真っ赤ですやん」





堀夏「え、なに、じゃあAは俺のこと意識してるってこと？」




颯太「それは知りません。自分で聞いてください。」





堀夏「そこまで引っ掻き回しといて……………。」





颯太「とにかくもたもたしてる場合じゃないんですよわかりました？」





堀夏「……………なんで俺が怒られてんの」









……………僕ができるのはここまでです。







Aちゃん、堀夏くん、……………がんばってください。

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