Flowering heroine ５

＊ ページ42

堀夏 side.


颯太「なんか難しいですよね」



澤夏「んー？」




Aが寝てから自然とリビングにみんな集まってきた。……………きっと気になるのはAのこと。





颯太「もっと弱音吐いてほしいとか、もっと頼って欲しいって言っても作詞のことなんて助けてあげられないじゃないですか」






黎弥「んー、………まあ吐き出せることができるようになっただけでだいぶいいんじゃね？笑」





澤夏「たしかにねえ。意地でも頼らなかったもんねあの子」





ほんと意地っ張り。俺より意地っ張りだよあいつ。



翔太くんに怒られればいいのに。









勇征「作詞かぁ…………明日ついて行ってみる？」





颯太「たしかに。僕ら声でしか協力できないですけど。笑」




澤夏「喜ぶよA(笑)この前差し入れ持っていったら超機嫌よかったもん(笑)」




堀夏「え、聞いてない」




澤夏「いやそんな目で見ないで俺は黎弥とか勇征とかとは違うから」





勇征「それどういう意味ですか！？？」




澤夏「そのままの意味だよ」




堀夏「まあとにかく明日行ってあげてよ」




颯太「わかりました」









ほんと愛されすぎてて腹立つなー。笑

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