Flowering heroine ５

＊ ページ3

黎弥 side.


「え、いきなりなに」



大樹「お家いれて」



「あー、今日はだめ」



慧人「誰かいるんですか？」




チラリと玄関を覗くと男物の靴




黎弥「問答無用！強行突破ー！！！」




「あ、ちょっと、…！」



制止するAを振り切ってリビングに行くとそこには樹と小さな猫。








黎弥「え、樹？」




樹「あ、黎弥くん大樹くん慧人勇征颯太………多っ………」




大樹「え、なんでいっちゃんいるの」




「で？今日はなに？またいつもの変なこと始めたわけ？」




颯太「バレてますやん」




勇征「あ、俺は違うよ？ただ面白そうだなって思って」




「勇征それ悪ノリっていうんだよ」




黎弥「だって最近のAまーた付き合い悪いからさー」




「猫飼い始めたから早く帰りたかっただけだよ」




大樹「なんだそんなことかよ心配して損した」




「言い出しっぺ大樹くんでしょどうせ」




大樹「ばれた？」




樹「A大変だね」




「うん……………苦労してるでしょ………」




慧人「樹さんも入りますか！？A親衛隊のLINEグループ！」




樹「そんなんあるんだ(笑)」




……………もうJr.EXILEのメンバーほとんどが加入済み。








黎弥「かわいー……………」




「でしょ。飼い主に似るんだよ。」




黎弥「うるせー。笑」




「黎弥猫好きなんだ」




黎弥「うん。俺もなんか飼おうかなー」




「いいんじゃない？……………あ、でもだめ。黎弥その子にべったりになりそうだし。」




黎弥「なにそれ(笑)」




「寂しくなるからだめ。笑」








……………あー、もう、ほんとなに魔性の女すぎる。







そんな言葉で嬉しくなっちゃう俺もちょろすぎ。

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