Flowering heroine ５

＊ ページ15

A side.



「……………食べすぎた…………………………」





「あ、Aちゃん」





お手洗いから出ると立っているのは撮影でお世話になってるカメラマンさん。





……………苦手なんだよね。ボディタッチすごいし。








「いらしてたんですね」





「うん。笑 なかなかAちゃんに近づけなくてさ？」




邪魔者が多すぎてさって笑うその人



…………………………なんか怖い。早く戻ろ。





「すみません。メンバー待たせてるので。」




そう言って立ち去ろうとすると腰を掴まれた。







「いいじゃん。もうちょっとお話ししようよ。…………………………部屋とってあるから」




「やめてください」





「あは。笑 そんな睨んじゃっていいのかな？ …………………………メンバーの仕事減らしたくないでしょ」





「っっ…………………………」





「事務所の人たちの仕事も減っちゃうかも？」




ねえどうするの？って耳元で囁かれて手を握られる








「っっ……………………すみません失礼しますっ、！！」




「っっ、いってえ、……………………こっち来いよ」




突き飛ばそうとしたのに男の人の力には敵わなくて一瞬で引き戻された。






「やだっ、………！夏喜っ…………！！」





「だめでしょ、他の男の名前だすとか」





「やだっ、！！離してっ！！！」








トレーニングしてるけどやっぱり男の人の力は強くて引きずられて空いてる部屋に押し込まれた。









「触んなっ、！」





「あは！俺口悪い子嫌いなんだよねー。笑」





「きゃっ、………！！」




テーブルに押し倒されて馬乗りになるそいつ









「……………あは！いい眺め。笑」

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