君をオトす ページ46
初めて、名前で…。
たとえそれが名字でも、俺にとっては嬉しくて仕方がない。
「あの、好きです！」
「はい！？」
そしてまさかの爆弾発言。
好きって…。 今好きって…！！
「正直、最初は苦手でした。必要以上に絡んでくるし、なんかムカつくし。
だけど、話していくうちにほんまはええ奴なんかなって思うようになって来て。
いつの間にか好きになっていました。」
彼は目を細める。
「下の名前を呼ばれたとき、胸がうるさいほどなって。
気持ちが、止まらなくなって…。」
「伝えちゃいました！」なんて言う彼が可愛くて仕方がなくて。
駆け寄って彼を抱き締める。
もう、離さないように。
「両思いやね。」
「…はい、流星…先輩。」
照れたように笑うから、俺は抑えられなくなる。
自分より少しだけ背の高い彼に、そっと口付けを。
もう俺のモノだ、という印はまた後日に。
ふと空を見上げると、夕焼けが綺麗だった。
真っ赤に染まる太陽と空。
視線を元に戻すと、彼の頬もあの夕焼けのように赤く染まっていて。
もう一度唇を重ねると、君は嬉しそうに笑った。
『君をオトす』 Fin.
次で最後のお話になります。
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ふじじまにこ(プロフ) - # 流 望 んさん» ありがとうございます 笑 ここまでの傑作、もう作れないです…涙 (2018年5月1日 21時) (
レス) id: d2f23575b2 (このIDを非表示/違反報告)
# 流 望 ん(プロフ) - やっぱり何回見てもただ好きだからが好きですw (2018年5月1日 20時) (レス) id: 175c974560 (このIDを非表示/違反報告)
ふじじまにこ(プロフ) - りなさん» こちらこそありがとうございました！あまり自信はなかったのでそう言っていただいて嬉しいです！ (2018年4月16日 22時) (レス) id: d2f23575b2 (このIDを非表示/違反報告)
ふじじまにこ(プロフ) - 蘭芽さん» こちらこそありがとうございました！ (2018年4月16日 22時) (レス) id: d2f23575b2 (このIDを非表示/違反報告)
ふじじまにこ(プロフ) - ジャニーズloveさん» ありがとうございます！青桃ですね!! (2018年4月16日 22時) (レス) id: d2f23575b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふじじまにこ | 作成日時：2018年3月17日 13時
