喧嘩 ページ10
Aside
『わたしのことなんてどうでもいいでしょ！ママだって夜遊びしてるくせに！！』
「違うじゃない、Aはまだ子供でしょ？」
『いつまで子供扱いする気？もう高校卒業したんですけど！！』
「まだ早いのよ。」
わたしがハナとクラブに行くところを
ママに見られて、まだ未成年なのに。って。
それでパパにも怒られて、もういい。って
家をわたしは思い切り飛び出した。
ハナのところに向かった。
ハナがいつもいる、あの公園に。
『ハナ...わたしの理解者はハナしかいないみたい』
「年頃なのにねぇ？そのくらいいいのにね。」
『ハナも怒られた？』
「もちろん。笑」
ハナは本当に怒られたの？ってくらい
吹っ切れていつも通りわたしの正反対のハナ。
『もう嫌だよ。ハナと共に生きたい』
「ふふ、わたしはAとも生きたいけど、玲於とも生きたいなぁ。」
『そっか。ハナは玲於じゃん。わたしも欲しいな、好きな人』
「そうだよ、つくりなよ。」
ハナと出会ったのは高校のとき。
わたしがひとりで不安そうに教室に入ってきた
ところをハナが話しかけてきてくれて。
あのときは本当に嬉しかったなぁ。
「わたしの家、泊まる？」
『うん、今日は帰りたくないな。』
ハナは高校生からもう一人暮らししてて
お母さんからお金は貰ってるみたいだけど。
「お母さんに一応ラインしておいたら？」
『そうだね、』
ハナが言ってることは全て正しいから
わたしはそれに全て従うだけ。
［今日は帰らない］
いつもは既読はやいのに既読がなかなかつかない。
でも喧嘩したからかなって軽く思って
ハナのお家に向かった。
.
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きゃれお(プロフ) - はるおさん» コメントありがとうございます。暖かいお言葉ありがとうございます（ ; ; ）頑張ります！！ (2018年3月18日 17時) (
レス) id: f187aed1bb (このIDを非表示/違反報告)
はるお - すごく面白いです！これかれも頑張って下さい！応援してます！ (2018年3月17日 23時) (レス) id: 8f13f380ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃれお | 作成日時：2018年3月6日 17時
