衝撃 ページ33
玲於side
ピーンポーン
ったくもー、朝からなんなんだよ、
昨日飲み過ぎて頭いてえんだわ。
イライラしながら玄関行くと
玲於「ん？ハナ？どうしたの？」
ハナ「ちょっと話があって」
なんだよ、また今度でいいだろって言おうとする
隙も与えずに俺の家のなかに入ってくハナ。
ったく、ハナかAじゃなかったら
ほんと通報事だわ。
玲於「で、なに。さっさと済ませて」
ハナ「さっさ。で済ませられる話じゃない」
いつもは笑顔で溢れてて可愛らしいハナが
真顔で怒ってんのかくらいに真面目に
そう言ってくるからこっちも少し真面目になる
ハナ「わたしね、もう目が見えなくなるの」
玲於「は？施術は？金持ってんだろ？足りねぇなら補助する」
ハナ「いや。いいの。もうわたしの世界は汚れたから」
玲於「....あ、そう」
なんて返事していいのか分からなくて
こんがらがる。なにがなんだか。
ハナ「だから、Aには死んだことにして欲しいの。」
玲於「は？言えばよくね？」
ハナ「ダメ。絶対何かしようとするから。心配しすぎるから」
玲於「でも、Aを苦しめることになるぞ」
ハナ「これ以上あの子を傷つけられないから実行するの」
玲於「...本気か」
ハナは俺がこれから何を言おうと
最後までこれを突き通そうとする。
でも、どうやって死んだっていうことに...
玲於「どう死んだことにするんだよ」
ハナ「交通事故。あ、2日後にお葬式があるから絶対出席してよ」
玲於「は、なんでそんな大事にするんだよ」
ハナ「わたしは死ぬんだってば」
俺には衝撃と疑問しかなかった。
どうしてわざわざ大切な友達を失うような
ことするんだよ、全然理解できないし。
それからはい、これ、セリフって
俺の前に差し出される紙一枚。
玲於「え？なにこれ」
ハナ「読めば分かる。」
その紙を取って読むと
俺はAに寄り添って俺がハナのかわりに
なる。というような内容が書いてあった。
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きゃれお(プロフ) - はるおさん» コメントありがとうございます。暖かいお言葉ありがとうございます（ ; ; ）頑張ります！！ (2018年3月18日 17時) (
レス) id: f187aed1bb (このIDを非表示/違反報告)
はるお - すごく面白いです！これかれも頑張って下さい！応援してます！ (2018年3月17日 23時) (レス) id: 8f13f380ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃれお | 作成日時：2018年3月6日 17時
