検索窓
今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:160,435 hit

37 ページ37

大我先輩が友達のとこに行ってから高地先輩と2人きり。

でもお互い何も喋らなくて沈黙が流れる。

周りは楽しそうな声が響いてるのに

私たちの空間だけ切り離されたみたい。


「あの、高地先輩・・・?怒ってます・・・?」


「別に怒ってねー。」


いや、めちゃくちゃ怒ってるし・・・。

楽しんでるとこ迷惑かけちゃったもんな。

そりゃ怒って当然だよね。


「迷惑かけてごめんなさい・・・。

私ほんとに大丈夫ですからお友達のとこ戻って、」


「まだそれ言ってんの?お前なんで俺が怒ってるかわかってる?!」


やっぱり怒ってるんじゃん・・・。


「迷惑かけたから・・・?」


「はぁ・・・。そんなんで怒んねーし。」


じゃあ何?わからないよ・・・。


「・・・どれだけ心配したと思ってんだよ。」


「ごめん、なさい・・・。」


「どういう事情で1人になったか知らないけど、こういう時は俺を頼れよ。」


だって・・・ただの先輩後輩なのに。

そんなこと言えない。

俯いた私の頭に高地先輩の大きな手が乗った。


「頼むから俺の目の届く範囲にいてくれ・・・。」


なんで・・・。

なんでそんなこと言うの?


「先輩、ズルイです・・・。」


涙が1粒落ちる。


「え、ちょっ、な、何が?なんで泣いてんの?!」


先輩はペットに言ってる感覚なんだろうけど。

頑張って諦めようとしてるのに。

そんな思わせぶりな言葉。


「そんなこと言われたら・・・諦めきれません・・・。」

38→←36



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (193 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
407人がお気に入り
設定タグ:SixTones , 高地優吾 , 京本大我
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

nico(プロフ) - 京北わかさん» コメントありがとうございます!最後まで読んでいただき嬉しく思います(^^)今後もよろしくお願いいたします! (2019年8月18日 7時) (レス) id: da5b40ac54 (このIDを非表示/違反報告)
京北わか(プロフ) - 完結おめでとうございます!とっても面白かったです!次回も頑張ってください! (2019年8月17日 18時) (レス) id: 4e915e623c (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - いつまこさん» コメントありがとうございます!なんて嬉しいお言葉(>_<)のんびりな更新ですが、頑張って完結させますので今後もよろしくお願いします! (2019年8月13日 14時) (レス) id: 574a4ea1f7 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ずんさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえてすごく嬉しいです(^O^)頑張って完結までもっていきますのでこれからもよろしくお願いします。 (2019年8月13日 14時) (レス) id: 574a4ea1f7 (このIDを非表示/違反報告)
いつまこ(プロフ) - 毎回更新されるのを楽しみにみています!!自分がゆご担なのでゆごの優しさが存分に詰まった素敵な作品でもう3回くらいは読み直しました笑 次はいつ更新なのか物凄く楽しみです。 (2019年8月12日 21時) (レス) id: 9e8647107c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:nico | 作成日時:2019年7月11日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。