運命の音楽会((テギョンside)) ページ9
あれから駅周辺をふらついていると
大学らしい大きな建物をみつけた。
その入り口あたりにあった掲示板に貼ってあった1枚のチラシには
音楽会の宣伝が書かれていた。
「音楽会だって!! 」
バナナに食いつきながらチャンソンが
はしゃぎ出した。
「あ、ねぇ、これ今日みたいだよ」
クンに言われてチラシをよく見ると
今日の日付と PM 7:00 の文字
「行くか(^ ^)」
音楽に携わる身として
音楽会という文字に惹かれた俺は
なんだか楽しくなってきた。
夜まで適当に時間をつぶして
せっかくだからとクンの提案で
別行動をとっていたジュンスヒョンたちとも合流して6人で会場に向かった。
「音楽会、楽しみだな〜♫」
ウヨンとチャンソンは
会場に向かう道中ずっと騒いでいた。
電車に揺られること数分で
目的の会場に着くと
ちょうど休憩のアナウンスが流れていた。
ロビーにはドレスをみにまとい
きれいに着飾った人がたくさんいた。
「わぉ!! きれいだね」
これにはジュンスヒョンも興奮を隠せない様子で。
そんな中、俺はロビーの片隅にひとり
佇む人をみつけた。
その人はどこか寂しそうに
胸元のネックレスを握りしめていた。
俺はなぜかその人から目が離せなくなっていた。
気がついたときにはそちらに
歩を進めていた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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けい - めっちゃテギョンぽくてドキドキします!続きが楽しみです~! (2012年8月27日 13時) (レス) id: 1bfa853dc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆娘 | 作成日時:2012年8月20日 15時