呪術高専でカフェをはじめました【第三章】

癒しの時間【97】 ページ17

釘崎『美味しい♡

私このカクテル好き！』



新田『一度飲むと虜になるような味っすね

なるほど…奥深いっす』



真希『確かにな

今まで味わった事がない味だ』



家入『私も気に入ったよ

A…おかわり』



冥冥『硝子…飲み過ぎには気をつけるんだよ』



レディーたちはカクテルを気に入ったようで

次々とおかわりを私に求めてくる

彼女達の為に開発して良かったと心から思う



A『はい、おかわりをどうぞ

カクテル気に入って下さってくれて嬉しいわ

今夜は思う存分飲んで、食べて楽しんで下さい！』



釘崎『は〜い！

だけどAさんも参加よ？

せっかくの女子会なんだからハメを外さないと』



冥冥『そうよ

ほら、Aも何か飲んだらどう？』




A『あら、嬉しいお誘いね

そう言われたらお断り出来ないわ

ご一緒させて頂きます』



私は自分の分のカクテルを作ると

みんながグラスを掲げる



家入『さ、女子会の始まりよ…乾杯！』



冥冥•釘崎•新田•真希•A『乾杯！』



みんなぐいっとカクテルを飲み干すと笑顔になる



A『ふふふっ、最高ですね！

女性だけが集まって

こんなふうに過ごせるのは素晴らしいわ

それにしても夏油さんの身に何かあったのかしら…』



時計を見るとディナーの時間から既に１時間は経過しており

戻らない彼を心配しているとレディー達がにやりと笑う



家入『あぁ、A…

あのクズどもの事は気にしなくていい』



冥冥『硝子の言う通りだよ

私達の宴に手を出すなんて許さない』



新田『ほんと、男ってのはなんであんなアホなんすかね〜』



明らか何か知ってる口調で話している彼女たち



A『あら、何か知っているようですね

詳しく伺ってもいいかしら？』



釘崎『え〜もう仕方ないなぁ

何かあいつら私達が今夜女子会をやるって事を

どこかで嗅ぎつけたらしくて乱入しようとしてきたのよ』



A『……』



私は昨夜野薔薇ちゃん達がお店に来た時

店内に伊知地さんと七海さんが居たことを思い出すが

彼らは情報を漏らす様な人達ではない…



真希『で、どこで嗅ぎつけたのか問いただしたら

あの馬鹿(五条)が伊知地さんから聞いたらしい

いや正確には脅したのか…』



A『oh…』



脅されながら自白させようと伊知地さんが

責められている所を想像して私は頭を抱えた

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