呪術高専でカフェをはじめました【第一章】

癒しの時間【39】 ページ40

男は容赦なく全ての服を脱がせ

下着姿になった私の姿を見ると

五条さんは満足そうに口元を緩ませる



五条『じゃ、満足させてもらおうか』



彼は私の顔に触れその長い指を這わせると

その手を徐々に身体に移動させ撫でていく

どこかもどかしい動きに体が反応してしまう



A『……っ』



私の反応を見た五条さんは服を脱ぎ

美しい肉体美をあらわにさせ

そのまま私の首元に顔を寄せると

舌を這わせ、啄むようなキスをする

お互いの肌が合わさり

彼の熱を感じて頭がおかしくなりそうだ




A『…五条さん…もう止めて…んんっ』




そう言うが彼に与えられる快楽のせいで

声が上ずってしまい艶のある声が空間に響いてしまう

それがまた彼をヒートアップさせたのか

五条さんは私の足を掴むと太ももに歯を突き立てる



A『ああっ…』



五条『厭らしい女だな…』



意地悪な顔で挑発する男

その瞳は完全に獣…

このままだと全てを奪われてしまいそうだ

私は色々まずいと思い、必死に彼を宥める



A『も、もう、ここまでです

降参よ…私が悪かったわ』



五条『へぇ…認めんのか』



A『貴方に嫌な思いをさせてしまったのでしょう？

本当にごめんなさい』



そう言うと彼は私の手を引き身体を起こした

取り敢えず分かってくれた事にほっとしていると

五条さんは私の顎を掴み、視線を合わせる



五条『それだけで済むと思ってんのか？』



耳元でそう言うと男はそのまま私の唇を奪う



A『んん！？』



始めは触れるだけのキスだったが

少しずつ深く激しいものへと変わっていく

されるがままでいると呼吸が苦しくなり

彼の胸を叩くと解放された



A『はぁ…』



私は乱れる呼吸を整えると彼を睨んだ

だが相変わらずにやついている男を見ると

複雑な気持ちになり何も言えなくなってしまう



五条『は〜い、これで許してあげる！

だけど次はないよ？』



あれだけ獣だった男が豹変し

何時もの彼に戻る

散々弄ばれた私は1発ぶん殴ってやりたいという

感情になるが夜も遅い為

怒りを抑え、彼に脱がされた服を着る

そのままお風呂に入ろうかと部屋を出ようとしたが

五条さんに抱きしめられベッドに引きずり込まれる




A『五条さん…私はお風呂に…』



五条『朝入ればいいじゃないの

さ、A一緒に寝よ〜』



色々言いたい事はあるが疲れ果てていた私は

抵抗せずそのまま眠りに落ちた

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