癒しの時間【25】 ページ26
A『五条さん…』
五条『……』
私は彼に声をかけるが反応しない
何がそんなに気に入らないのか…
A『貴方が何を考えているのかは分かりませんが
せっかく皆さんが集まって下さっているんです
五条さんも一緒にパーティーをしましょう?』
そう言うと更に五条さんの醸し出す雰囲気がピリつく
その光景を見ていた人たちが私の背後で
こそこそと小声で話していた
釘崎『ちょっと!!あれどうすんのよ!!
先生から負の感情が溢れ過ぎて
呪力ハンパないんだけどっ』
虎杖『呪霊が寄ってくる!!寄ってくるよおお!!
怖えぇ…俺あんな先生見るの初めて!!』
伏黒『ありゃあそろそろまずいな…
そもそも何で彼女分かってねぇんだ
原因が自分にあるって…』
七海『はぁ…取り敢えず見守りましょうか
まぁこのマンションに呪霊が寄ってくる事はないでしょう
五条さんが色々仕掛けていますからね…』
虎杖『え、そうなの?!』
そんな会話がされている事にも気づかない私は
五条さんの手を握る
A『ほら、行きますよ
後で貴方のお相手をしますから』
その言葉を言った瞬間
彼は口元に妖しげな笑みを浮かべた
そして彼の手に触れていた私の手を掴むと
グッと思い切り引き寄せられる
A『!!』
再び彼の腕の中に囚われた私…
男は私の耳元に口元を寄せると低い声でこう囁いた
五条『A…後で覚えておけよ?』
それだけ言い残すと先程までの彼はどこへ行ったのか…
普段の飄々とした男に豹変する
五条『は〜い!みんなおっまたせぇ
楽しくホームパーティーをやろう!』
七海•伏黒•虎杖•釘崎『………』
小声で話していたみんなは
何が起きたんだとばかりの目で彼を見る
私は五条さんから離れると
先程座っていた場所に腰掛ける
すると五条さんが私の隣に来て座った
七海さんと五条さんの間に挟まれ
前には恵くん、悠仁くん、野薔薇ちゃんが…
釘崎『まぁ、何があったのかは分からないけど
解決して良かったわ
さ、楽しんでいくわよ♡
まずは乾杯ね!』
野薔薇ちゃんがそう言うと全員グラスを持ち上げた
釘崎『Aさんと私達の親睦会に
かんぱーーい!!』
五条•七海•伏黒•虎杖•A『乾杯!!』
グラスの音が部屋中に鳴り響いた
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妖艶(プロフ) - 真琴さん» 真琴様、初めまして!嬉しいコメントをありがとうごさいます。とても嬉しいです…かしこまりました!今後も励んで参りますのでどうぞこの作品をお楽しみ下さいませ。ではまた何かありましたらお気軽に仰って下さいね(´∀`*) (2022年3月25日 8時) (レス) id: 5c369f111f (このIDを非表示/違反報告)
真琴 - 楽しく拝見しています。これからの展開が楽しみです!これからも頑張って下さい(* >ω<) (2022年3月25日 0時) (レス) id: a8ce27f951 (このIDを非表示/違反報告)
妖艶(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうこざいます!貴女様の五条に対する想いはとても伝わってきますが、以前何度かお伝えしています通り、まだこの作品も先が長い為どうなるか分かりません…ですが貴女様や皆様の為に素敵な作品を作って参りますので何卒ご了承頂ければと思います (2022年3月24日 7時) (レス) id: 5c369f111f (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 妖艶さん、この小説は五条悟オチに入りますか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?お願いします🙏 (2022年3月23日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
妖艶(プロフ) - *+MR+*さん» 初めましてMR様、素敵なコメントをありがとうございます!実は名前変換をしていないのは意味がありまして…読者の皆様が各々思い描く自分を想像して頂きたいという意味で主人公を【貴女】と固定をしています。ぜひ次回のお話を楽しみにしていて下さいね! (2022年3月21日 20時) (レス) id: 5c369f111f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妖艶 | 作成日時:2022年3月13日 15時