57日目 ページ14
ｰｰｰｰｰｰｰｰ
イチヤ｢ご飯できたよ〜…って、トアが教えてる。めずらし〜｣
トア｢なんやねん珍しいって。これでも小さい頃の夢は教師だったんだよ｣
イチヤ｢……？今は？｣
トア｢夢…ねぇ。……大人になってからは毎日楽しいから忘れちゃってた、初心に帰るのも悪くなさそうだわ｣
イチヤ｢そうだね｣
トア｢ということで明日幼稚園行ってくる｣
イチヤ｢帰れロリコン｣
アキ｢初心帰りすぎでしょ｣
少しふざけると鋭いツッコミが炸裂する。
俺はそれが楽しくて教師なんて夢捨てたんだ
ｰｰｰｰｰｰｰｰ
『どうせ叶わない夢なんて捨てなさい』
『お前にはもっとやるべき事がある』
『トアならなれるよ、きっと教師に』
｢……俺の夢は……………｣
ｰｰｰｰｰｰｰｰ
…昔のことなんて思い出したらキリがない
今は今だけ考えればいいんだ
アキ｢……ア、……トア！！！！！！｣
トア｢うへぇい！？｣
やば、ぼーっとしてた
アキ｢ここ、わかんない。数学以外なら教えれるでしょ。教えて｣
トア｢…ここが、こうで。この覚え方がオススメ。｣
アキ｢…なるほどね｣
と呟いたアキはささっと机に戻ってしまった
イチヤ｢大変だねぇ。大学生。懐かしいわ…あ、はい麦茶｣
カランっと軽快な音がして横に麦茶が置かれる
トア｢あざ。いっちゃんは諦められない夢あったから何回も受けたんだよね〜お疲れ様｣
その麦茶を1口飲む
イチヤ｢…ん｣
トア｢俺なんてその頃夢なんて無かったし。羨ましかった夢ある人｣
イチヤ｢トアなんてちっちゃい頃からずっと夢あったじゃん｣
トア｢へ？｣
イチヤ｢え？覚えてないの？トア、幼稚園、小学生、中学生…、短冊とかのお願いごと書く時とか流れ星が流れた時とか、全部同じこと言ってたじゃん｣
トア｢…え｣
イチヤ｢…『みんなを守れて笑顔にできるヒーローになりたい』ってずっと言ってたじゃん。うちがなんで？って聞くと必ず『俺がそうされたから』って満面の笑みで答えんの。『俺にはヒーローがいるから。俺は絶対ヒーローのヒーローになる』ってさ。だからさっき教師になりたいって言った時 変だったんだよね｣
トア｢おれ、中学生でもそんなこと言ってたの？｣
イチヤ｢言ってたよ｣
トア｢うへぇ、はずかし｣
イチヤ｢まあいいんじゃない｣
なんてくだらないことを話していて
イチヤが入れた麦茶は一口飲んだところで薄まっていった
ｰｰｰｰｰｰｰｰ
ちょっとまってなにこれ()
あ、次軍パロです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アキ - あ、すんません() (2020年6月6日 23時) (
レス) id: 473b36a4cd (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - ※作者様に更新を促すのはやめましょう※ (2020年6月2日 8時) (レス) id: ce9652b743 (このIDを非表示/違反報告)
アキ - いつになったら本編更新してくれますのん？ (2020年6月1日 23時) (レス) id: 473b36a4cd (このIDを非表示/違反報告)
アキ - あと、女子の秘密の会話？編のやつの続きが意外と気になる (2020年5月26日 23時) (レス) id: 473b36a4cd (このIDを非表示/違反報告)
アキ - みかんの果汁周りに飛び散ってそうwwキイトとあたしの大学生のやつ好き。ねぇ、今度色紙あげるからおろろろろ系のやつ書いてくださいお願いします (2020年5月26日 23時) (レス) id: 473b36a4cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いぬり | 作成日時：2020年5月4日 22時
