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「ただいまァー。」



『おかえりー。』





部活は忙しい夏休みですが……




なんだかんだ言って部活が終わるのはいつもの学校より早いから、

夜はゆっくりできていいよね。

帰ってさっさとお風呂はいっちゃえば、ご飯適当に食べて、あとはゴロゴロ。




銀ちゃんもどうやら夏休みに入ったらしく、夜ご飯は食べて帰ってくることが増えた。




だから毎日夜中に酔っ払って帰ってくる。


その頃には私ももう寝てたりするし、銀ちゃんは朝も遅くまで寝て、私は部活で早めに家を出るから、


最近は銀ちゃんとあんまり会ってない。




けど、今日は早めに帰ってきたらしい。






「A〜、銀ちゃんだよォ〜、帰ってきたよ〜。」




『はいはい、おかえりー。』






会ったのが久しぶりとはいえ、そのテンションはちょっとうざいよ。


ていうかもう今寝る体制だから、居間には出て行かないよ?


起き上がりたくないもん。






「あれェ〜?Aちゃ〜ん?どこにいるのかなァ〜?」




なにそのわざとらしい口調。




「あ、いたいた。」




『勝手に部屋入ってこないでー。

私もう寝るからね。』




「ったく、オメェはケチくせェなァ。誰に似たんだよ。」




『あんたでしょ、どう考えても。』




「よいしょ〜。」




って聞いてる!?

なに布団入ってきてくれちゃってんの?

普通に暑いからやめて。




『銀ちゃんこういうことするタイプじゃないじゃん。

キャラ崩壊もいいとこだよ?』




「俺だってたまにはデレたいの〜。

Sもほどほどにね、っていうでしょうが!」




『言わねェよ!おまわりさんか!』




「あちィ〜、お前二の腕冷てェなァ、気持ちいわこれ。」




『ちょっ、くすぐったっ。』




乙女の二の腕揉むとかどこぞのセクハラオヤジですか!




「そういやお前、くすぐったがりだったよなァ。」







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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 学パロ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ニコ | 作成日時:2020年4月3日 10時

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