【ハイキュー】音駒の小町はこまってる

9、思い込みと ページ10

夜久side

「オーイ、夜久。呼ばれてんぞ、女子から」


「は？」

昼休み、教室で飯食ってたらクラスメートにニヤニヤされながら言われた
告白じゃね？とか茶化される
とりあえずソイツに蹴りを入れといたけど、やっぱり期待するだろ。普通。


廊下に出ると待っていたのはAだった
ちょこんと端に立っている

「どうした？」

やけに真剣な表情
さっきのクラスメートとの会話がよぎる


『急にすみません。…でも限界なんです』

上目遣いで見上げられてドキッとする

これってマジで告白、なんじゃ…

いや、Aはすげーいい子で可愛いしたまに見せる笑顔とか癒しだけど///
それはあくまで後輩として、というか…///



『リエーフのレシーブ練習！！』

ん？

『まだちょっとしか見てないのにって呆れるかもしれませんが、一人じゃ大変で。それにリエーフ、二人の時すぐ人のことからかうし…。夜久先輩も一緒にやってくれませんか？』



俺の思い込みかよ！！

やばい、すげー恥ずかしい///顔見れねぇ

「あ、おう。わかった」


ありがとうございます、と帰っていくA

てかリエーフ、Aに迷惑かけんなって言ったのに
しかも二人の時ってどういうことだよ


あーあ、何で俺こんなモヤモヤしてんだろ

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