18、静かな幕開け ページ19
赤葦side
「あ、」
木兎さんに頼まれて仕方なくジュースを買いに行くと自販機のところで
音駒のセッター、孤爪研磨と会った
目が合うと孤爪は軽く頭を下げる
そのままさーっと帰ろうとする背中に声を掛ける
「ねぇ、音駒のマネージャーの子、名前何？」
ビクッと大袈裟に反応して振り替える
もともと他人が苦手なのは分かってた
だから孤爪にこんな目をされるなんて思ってもなかった
冷ややかに向けられている、敵意
「…別に、知らなくても問題ないでしょ」
あぁ、そういうことか
コイツも、か
そう理解すると
俺の中にも、おそらく孤爪が抱いているのと同じ感情が芽生えた
「まあ、そうだね」
無表情のまま軽く返して、背を向ける
鋭い視線から逃げたわけじゃない
テーピングを巻いてもらった方の手をヒラヒラと振る
「明日、自分で聞くから」
挑発と、宣戦布告。
「…渡さないよ」
ボソッと呟く声は確かに聞こえた
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雨海(プロフ) - ましろさん» ほんとだ！間違ってますね(/-＼*)ご指摘ありがとうございます！ (2018年8月22日 22時) (
レス) id: bffb9630db (このIDを非表示/違反報告)
雨海(プロフ) - はるねこさん» はじめまして！ありがとうございます！ (2018年8月22日 22時) (レス) id: bffb9630db (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 漢字、孤爪だと思います、あと、更新がんばルビィです！ (2018年8月22日 22時) (レス) id: acb3daabd4 (このIDを非表示/違反報告)
はるねこ - はじめまして！研磨の嫉妬( 〃▽〃)更新楽しみにしてます！ (2018年8月22日 22時) (レス) id: fc388bd535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨海 | 作成日時：2018年8月1日 22時
