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A「・・・・」
翔「……」
A「あ…雨、」
翔「え？あぁ、ほんとだ(笑)」
こうして、部長の助手席に座るのは２回目。
あの日も雨が降ってた。
運転してる部長の横顔が、やたらかっこよく見えて見れないから、窓の外の横に流れてく景色を、緊張しながら眺めてた。
……って、わたしは何景色にまで緊張してんだ。
窓に付いた雨粒が街灯の光を歪めて、やけにキラキラして見える。
緊張で口の中がカラカラになってきた頃、車が静かに減速して止まった。
本当に安全運転だ、なんて、未だにちゃんとこの状況を理解出来てない頭は変なことを考える。
翔「着いたよ」
A「ここ、ですか？」
翔「うん(笑)」
A「……はぁー…(笑)」
翔「え、ごめん、嫌だった？(焦)」
A「いえ！全然！てっきり高級そうなお店に行くのかと、」
車が止まったのは、ごく普通の中華屋。
A「むしろほっとしました(笑)」
翔「…、良かった(笑)」
部長もほっとしたように肩の力を抜いたのがわかった。
翔「友達がここやってんの(笑)ほんとにうまいから」
A「へえ……」
翔「行ける？」
A「はい」
翔「よし、(笑)」
A「……(笑)」
本当に嬉しそうに笑うから、わたしまで笑ってしまう。
いいのかな、
少しくらい、期待してても。
「いらっしゃーい！」
部長のあとに着いて店に入ると、はきはきとした声が迎えてくれた。
翔「雅紀」
雅紀「あれっ、翔ちゃん！いらっしゃい！(笑)」
翔「今日行くっつったろ(笑)」
雅紀「あれ、そうだったっけ？(笑)」
翔「おーい(笑)」
雅紀「あひゃひゃ(笑)」
A「……(笑)」
翔「高橋さん、この人がさっき言った友達の相葉雅紀」
A「あ、はじめまして、」
すごい、笑顔がきれいな人。本当に楽しそうに、嬉しそうに笑う。
その人の視線が部長から横にずれて、わたしと目が合うとキラキラした目で、とんでもない爆弾を落とす。
雅紀「翔ちゃんの彼女？(笑)」
A「かっ……！」
翔「ちがっ…！部下の、高橋Aさん」
雅紀「ふーん、へーえ(笑)」
翔「早く席案内しろよ！」
雅紀「はいはい。失礼しましたお客様ー(笑)」
相葉さんは少しニヤニヤしながら、席まで案内してくれる。
そのあとに続く部長の耳が少し赤いのは、照れてるから？
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nao(プロフ) - ななさん» とんでもないです！これから楽しみにしていますので、頑張って下さいね!!翔くんが上司だったら会社も行きたくんなるなあ…現実は、嫌われ嵐で翔くんが言った言葉をリアルに言った人です(泣) (2015年2月21日 17時) (
レス) id: f8ec77e678 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - naoさん» 大変失礼しました。公開しましたので……！ポンコツですいません！！！！ (2015年2月21日 17時) (レス) id: 60f14dd5a1 (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - ななさん» ありがとうございます!あまりオフィスものって無いので、喜んで読んでいます！ホントごめんなさい！24話も無いみたいですよ… (2015年2月21日 16時) (レス) id: f8ec77e678 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - naoさん» naoさんご指摘ありがとうございました！ちょくちょく公開していくので、楽しみにしていただけると嬉しいです(*´∀｀) (2015年2月21日 13時) (レス) id: 60f14dd5a1 (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - こんにちは！楽しみにさせて頂いています！すみませんが、何話かとんでいるようです。確認お願いします。続き楽しみにしていますね。 (2015年2月21日 12時) (レス) id: f8ec77e678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にか | 作成日時：2015年2月17日 17時
