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その視線から逃げるように、自分の手を見る。
香坂さんみたいにきれいじゃない自分の手…
A「あの…、部長が…取引先の人と笑ってて・・」
雅紀「……」
A「相手の人、香坂さんって言うんですけど…、すごい、美人だったんです。それで・・香坂さんと話してるとき、部長すごく嬉しそうに笑うんです」
あぁ、汚いな。わたしの心。
A「……わたしといるときは、香坂さんに笑いかけるような…あんな顔したことなくて・・・」
雅紀「うん」
A「…ご飯に行くことはあっても、本当にそれだけですし」
雅紀「……」
A「…だから・・あんなに部長に誘ってもらえている意味がわからなくなって」
雅紀「うん」
A「なんか…期待しちゃってる自分が、汚いなって・・・。一緒に行くのだって、それこそ他の人ともたくさん行ってるのも、知ってるのに……」
そこまで言うと、相葉さんはふんふんと頷いて頬杖を突く。
雅紀「ん〜…」
ウンウン唸りながら眉を少しだけひそめて、相葉さんは口を開いた。
雅紀「あのね、んー…期待、すんのはいいと思うの」
A「…」
雅紀「だってさ、翔ちゃんもだけど高橋さんだって期待させるようなことしてるじゃん」
A「……してますか？」
してるようなつもりはなくて、そう言うと、相葉さんは「えー、してるよ！」って笑った。
雅紀「だってさー、春の終わり？らへんかな？うちの店に来たの。そっから何度もご飯行ってるんでしょ？」
A「…はい」
雅紀「普通ならね？たぶんだけどもさ、そんなにご飯行ってるなら、期待するし期待もさせるよ。ましてや夜だよ？」
A「夜って……(笑)」
雅紀「そこはまぁ置いといて(笑)」
あ、って言いそうな顔をしたあと、笑いながら本当に横に物を置くように手を動かす。
雅紀「香坂さん？だっけ、取引先の人」
A「はい」
雅紀「たぶんねー、……俺とかー・・昔から仲いい奴らとかといるときにも、香坂さんに笑うみたいには笑わないと思うの、翔ちゃん」
A「……、、」
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nao(プロフ) - ななさん» とんでもないです！これから楽しみにしていますので、頑張って下さいね!!翔くんが上司だったら会社も行きたくんなるなあ…現実は、嫌われ嵐で翔くんが言った言葉をリアルに言った人です(泣) (2015年2月21日 17時) (
レス) id: f8ec77e678 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - naoさん» 大変失礼しました。公開しましたので……！ポンコツですいません！！！！ (2015年2月21日 17時) (レス) id: 60f14dd5a1 (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - ななさん» ありがとうございます!あまりオフィスものって無いので、喜んで読んでいます！ホントごめんなさい！24話も無いみたいですよ… (2015年2月21日 16時) (レス) id: f8ec77e678 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - naoさん» naoさんご指摘ありがとうございました！ちょくちょく公開していくので、楽しみにしていただけると嬉しいです(*´∀｀) (2015年2月21日 13時) (レス) id: 60f14dd5a1 (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - こんにちは！楽しみにさせて頂いています！すみませんが、何話かとんでいるようです。確認お願いします。続き楽しみにしていますね。 (2015年2月21日 12時) (レス) id: f8ec77e678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にか | 作成日時：2015年2月17日 17時
