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次の日。
と言っても、土曜日で休み。
そろそろ今買ってある野菜がなくなるから、昼を少し過ぎた頃に、少し離れた場所にある安売りスーパーまで出かけた。
雅紀「あれ、高橋さん？」
A「・・・相葉さん」
精肉コーナーで鶏肉を選んでいると、聞き慣れてきた声がして。
振り返った先には、同じように買い物カゴを持った相葉さんがいた。
雅紀「久しぶり(笑)」
A「お久しぶりです(笑)」
雅紀「ここまで来るんだね、近いの？家」
A「少し離れたところなんですけど…やっぱり安いんで、ここまで来ちゃいます(笑)」
シンプルにTシャツにジーンズ姿の相葉さんが隣に並んで、いくつか鶏肉を手に取りながら話す。
雅紀「そっか(笑)安いよねー、ここ。俺店の買い出しで来たんだけど、いつもここで買うもん(笑)」
A「あ…。お店行ってなくて、すみません」
雅紀「んー？いいのいいの(笑)」
部長と行ったっきり、一度も相葉さんのお店には行ってない。
雅紀「謝るならさ、また翔ちゃんと来てよ(笑)」
A「、そ、うですね…」
部長の名前に思わず一瞬言いよどむと、いたずらっぽい大きな黒目が見下ろしてきた。
雅紀「翔ちゃんとさー、ご飯行ってるの？」
A「…ちょうど昨日行きました」
雅紀「おっ。翔ちゃん頑張ってんだ(笑)」
A「…部長、何を頑張ってるんですか？」
雅紀「・・・、……え？」
A「……ぇ、と・・」
マジか。
そう言いたそうに、信じられないものを見たかのように目を丸くした相葉さんは、少し考えてから口を開いた。
雅紀「高橋さんはさー……」
A「はい？」
雅紀「……翔ちゃんのことどう思ってる？」
A「、」
……それは、前回答えなかった質問で。
ウロウロと視線をさ迷わせて、目を伏せると、少し低くなった男の人の声が迫る。
雅紀「……ねぇ、翔ちゃんのこと。…どう思ってんの？」
A「……」
部長の姿を思い出すだけで、じわじわと顔が熱くなっていく。
好きなものを食べたときにキラキラ光る目、駅まで送ってくれた横顔、笑ったときにぷくっと大きくなる涙袋、ハンドルを握る大きな手……
相葉さんの声に、部長の姿が頭に浮かんでは消えていって、ここに部長はいないのに恥ずかしくなって俯く。
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nao(プロフ) - ななさん» とんでもないです！これから楽しみにしていますので、頑張って下さいね!!翔くんが上司だったら会社も行きたくんなるなあ…現実は、嫌われ嵐で翔くんが言った言葉をリアルに言った人です(泣) (2015年2月21日 17時) (
レス) id: f8ec77e678 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - naoさん» 大変失礼しました。公開しましたので……！ポンコツですいません！！！！ (2015年2月21日 17時) (レス) id: 60f14dd5a1 (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - ななさん» ありがとうございます!あまりオフィスものって無いので、喜んで読んでいます！ホントごめんなさい！24話も無いみたいですよ… (2015年2月21日 16時) (レス) id: f8ec77e678 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - naoさん» naoさんご指摘ありがとうございました！ちょくちょく公開していくので、楽しみにしていただけると嬉しいです(*´∀｀) (2015年2月21日 13時) (レス) id: 60f14dd5a1 (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - こんにちは！楽しみにさせて頂いています！すみませんが、何話かとんでいるようです。確認お願いします。続き楽しみにしていますね。 (2015年2月21日 12時) (レス) id: f8ec77e678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にか | 作成日時：2015年2月17日 17時
