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A「……」
翔「びっくりさせて、ごめんね(笑)」
A「いえ・・、部長でよかったです」
翔「そっか、(笑)」
A「はい、(笑)」
チラッとこっちを振り向いて謝ると、また手元に視線を落とす。当たり前だけど会話が途切れて、また静かになる。
けど……今も、昨日みたいに気まずくならないのは、なんでだろう。
部長の雰囲気かな。
もっと……こうやって眺めていたい。
本当なら、もっと自分から話した方がいいんだろうけど、色々と疲れた頭は、うまい話題を見つけ出してはくれない。
シパシパする目を擦っていると、コーヒーの匂いがしてきて、飲んだら眠れなくなるなぁ…なんて考えるけど、部長が淹れてくれたんだ、せっかくだから飲みたい。
翔「高橋さん、砂糖入れる？」
A「…えっと、１個・・」
翔「りょーかい(笑)」
ポチャンとひとつ。
角砂糖が入って、よくかき混ぜると、振り返った部長が、左手に持ったカップを差し出す。
翔「はい、ミルクティー」
A「……ぇ、」
両手で受け取ったカップには、コーヒーじゃなくて、ミルクティーが揺れていた。
A「……どうして」
翔「んー？どうしてだろうね(笑)」
A「紅茶、今日切れてましたよね」
翔「そうだったね(笑)」
A「・・・・」
翔「あち、(笑)」
目許を緩めて、壁にもたれかかりながら、コーヒーを飲む部長の横顔。
…どうしてですか・・？
そう聞きたいのに…
なんでミルクティーなんですかって、聞きたいのに……
奥の方で引っ掛かって、言葉が出てこない。
翔「…そんなに見られると緊張すんだけど、(笑)」
A「えっ、あ」
照れたように笑われて、両手で持ったカップに目を落とす。
時計と、自分の心臓の音だけが聞こえて…
この音が、部長に聞こえるんじゃないかって、そんな、馬鹿なあり得ないことを考える。
見てたのがバレたのが恥ずかしくて、湯気の立つミルクティーを飲む。
A「ｯ〜…」
翔「ちょ、大丈夫！？ごめん不味かった？(汗)」
A「…いえ、違います・・熱くて、(笑)」
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nao(プロフ) - ななさん» とんでもないです！これから楽しみにしていますので、頑張って下さいね!!翔くんが上司だったら会社も行きたくんなるなあ…現実は、嫌われ嵐で翔くんが言った言葉をリアルに言った人です(泣) (2015年2月21日 17時) (
レス) id: f8ec77e678 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - naoさん» 大変失礼しました。公開しましたので……！ポンコツですいません！！！！ (2015年2月21日 17時) (レス) id: 60f14dd5a1 (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - ななさん» ありがとうございます!あまりオフィスものって無いので、喜んで読んでいます！ホントごめんなさい！24話も無いみたいですよ… (2015年2月21日 16時) (レス) id: f8ec77e678 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - naoさん» naoさんご指摘ありがとうございました！ちょくちょく公開していくので、楽しみにしていただけると嬉しいです(*´∀｀) (2015年2月21日 13時) (レス) id: 60f14dd5a1 (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - こんにちは！楽しみにさせて頂いています！すみませんが、何話かとんでいるようです。確認お願いします。続き楽しみにしていますね。 (2015年2月21日 12時) (レス) id: f8ec77e678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にか | 作成日時：2015年2月17日 17時
