彼氏がデレ期な件について (ページ6)

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朝ごはんを一緒に作って、

「いただきます」

一緒に食べる

亮平の少し不細工なオムレツをみて笑うと、少しいじけたように頬を膨らませる

かわいい、本当にあざといんだから！

「美味しい？」

「うん、美味しいよ」

満足そうに食べるからいいのかな？

「毎日、Aの料理が食べれたらなぁ……」

「じゃあ結婚する？」

「はぁ？！」

口を開けてパクパクさせてる

そんなショートしなくても……

「冗談は大概に…」

「いや、本気だよ？」

「もう28歳だしね」

と付け足すと、亮平は水を飲んでから

「考える。前向きに」

どこか真剣そうに話した

「A今から何するの？」

「帰って、録り溜めてたドラマ見るの」

「今度いつ会える？」

「さぁね、」

「俺は毎日でも会いたいよ」

いつから彼氏はこんなに素直になったのだろうか

付き合った当初はこんな事無かったのにな

なんて思いながらニヤニヤしてしまい、

頭をチョップされた

亮平の家を出る時に送ると言われたけど、申し訳なくてお断りした

もし私と同棲したとして、だらしない私は幻滅されないだろうか？

いつまでも気を張らないと行けない気がするけど、そんなこと考えてたら結婚すら出来ないよね

なんて思いながら、コテコテの恋愛ドラマを見てた

ふっかから来てるメッセージなんて気が付かずに

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