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「ねぇ亮平?」
「ん?」
「怒ってる?」
「怒ってないよ」
お茶をスマホを片手にこっちはまるっきり見ない
「今日は来てくれてありがとう」
「あーうん」
「明日は休み?」
「うん。そうだよ」
「そっかー…」
何故か亮平の横に行く事を躊躇った私は
キッチンに立ち止まったままお茶を飲む
怒ってないよって言ってるけど、怒ってる気がする
でも私怒らせるようなことした記憶無い
「ねぇ疲れてそうだからゆっくり休みな?」
「お言葉に甘えてそうさせてもらう」
怒ってるんじゃなくて疲れてると思おう
そう言い聞かせよう
普段のデレデレ具合はどこに消えたんだろうか?と思うけど
「ありがとう」
ソファに横になった亮平はウトウトし始めて、そのまま眠った
ブランケットをかけてため息をつく
本当になんでか分からないし、
何年も一緒にいるのに分からない事の方が多いんだよね
疲れてたのかな、申し訳ないなあまと思いながら頭を撫でた
「可愛い顔してるなぁ」
「亮平、好きだよ」
寝顔を見てたら私も眠たくなって
そのまま瞼の重力に任せて目を閉じた
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あいりんご?(プロフ) - 初めまして!次の展開が楽しみすぎて、即お気に入り登録させて頂きました!熱中症とか、体調に気をつけながら更新頑張ってください! (2020年6月23日 0時) (レス) id: ec52593701 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈍 | 作成日時:2020年6月22日 21時