ヒーロー科に転校生が来たようですよ？ (ページ14)

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蛇が十二匹ページ14

「(切島さんの個性は硬化…なら物理攻撃はあまり意味がない。

　とすると……)よし、投げるか」←

切「え？」

　「ああ、気にしないで下さい」

切「そ、そうか(投げるって聞こえた気が…)」

　さて、そろそろですね。

相「んじゃあ、用意、スタート！」

切「うおおおおおおおおおおおおおお‼‼‼」

　合図と同時に突っ込んで来ますか…まあ悪くはありませんが、

　・・・・・・・・・・・・・・・
　私相手にそれはしないほうがいいんですよねえ…

　自分の顔面に向かって真っすぐ飛んでくる切島さんの右手首を掴んで…

　「よっ」

　グルッダンッ‼‼

切「……え？」

　
　そのまま彼の勢いを利用して投げると、袖の中から拳銃を取り出し、

　額に銃口を当てた。

　 …さてこれで、

相「勝者、加ヶ知谷‼‼」

　私の勝ちですね。

切「…へ？」

全「ええええええええええええええええええええええええ⁉⁉⁉⁉」

　「何ですかうるさいですね」

上「いや、え？い、今何が…」

　「何がって私が切島さんをなげただけですよ。

　銃は袖の中に入れておいたんです」

切「ス、スゲーな加ヶ知谷」(汗)

　「特にすごい事なんてありませんよ。

　これくらいできなければ、個性を持っている皆さんには勝てないので」

全「(いやメッチャすげえ事だろ…)」

　 …さて、次の相手は誰ですかねえ。