オレの『いもうと』 (K.Nino) Part1 (ページ4)

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リスキーですページ4

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Aは一時帰国のつもりらしく

ボストンバック一個で駅に現れた。

終電に近い電車だからそんなに人は多くないけど

オレは変装して迎えに行った。

Aもさすがにその意味はわかるらしく

おとなしく距離をあけてついて来る。

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マンションの中に入ってようやくサングラスをとったオレ。

A：「久しぶりだね，おにぃ

ほんと，ワガママ言ってごめん。ありがとね！」

Aは嬉しそうに笑ってっけど

和：「ほんと迷惑だよ。まじ，今日だけだかんな」

オレは照れ隠し半分

顔をしかめてみせた

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つーのもさ。

こういう話のとき，ほんとよくある展開で恐縮だけど

久しぶりにAに再会して…驚いてしまって

童顔のオレに言われたくないだろうけど

昔はもっとあどけないっつうか，

子供っぽい見た目で？

性格もほんと生意気な単なるガキだったのに...。

も，ふつーに「オ・ン・ナ」じゃないですか。

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あーもう，やっぱり泊めるなんて約束，

しなきゃ良かったよ。

万が一，ですよ？

この状況を誰かに見られたら

どーみても「彼女」じゃん？

つーか，オレ，妹いないしね，実際

妹みたいなヤツですって，そんな言い訳…ムダムダ

かんっぜんに，もう…リスキー過ぎますよ

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