私の彼氏は博愛主義！

方向性 ページ11

その後何事もなく、










朝を迎えた。











うざったいくらいに太陽が眩しい。














教室に着くと、












親友のハナが一目散に走って来た。












「A、A！おはよう！そしてトプ画どうしたの！
皆んなジミンとAが別れたってお祭り騒ぎしてるよ！」














『おはよ〜、え、あれ従兄弟。ちょっとある作戦練ってて…』











私がハナに事情を説明しようとすると、












大勢の女子が私に群がる。













「Aちゃん、ジミンくんと別れたの？」


















「別れた原因はAの浮気って聞いたけど本当？」












「まさかジミンくん、テリちゃんのこと好きになったとか？」













なんか今、











不倫して、囲み会見開いている芸能人の気分。












『え？別れてないよ？』










「誤魔化さないでよ！」










「浮気とか最低」












待って待って、











話が一方通行。













何故か責められてるし。


















JK「ヌナ〜〜」












そこに現れたのは













ぐぅちゃん。












『あ、グク』













私がグクの方に駆け寄ろうとすると












女子軍全員道を開けてくれる。
















JK「ヌナ浮気したんですか？」











『勘弁してよ。この質問。するわけないでしょ』











JK「じゃあこの白毛の人誰ですか？全校に広まってますよ、ジミニヒョンとヌナが別れたって」














『ミンユンギ！従兄弟！なんで広まってんの！ぐぅ坊！あんたの影響力で弾圧して』













JK「ミンユンギ…え！ユンギヒョンじゃないですか！隣の高校で、有名人ですよ！後、俺そう言うの苦手なんで〜」












『ユンちゃんって有名人だったんだ…』













私とぐぅちゃんが教室の外で話していると













当の本人がやって来た。












JM「今日もいい天気だね〜〜あれ？皆んなどうしたの？」














張り詰めた空気の中で












「太陽が〜〜」











何て言えるのジミンくらいしかいないな。

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