死にかけた ページ33
清「しっかりしてください!」
「…ん。」
誰かの声で目が覚める。
空を見上げるともう夜になっていた。
清「大丈夫ですか?」
「えぇ、貴方は?」
清「僕は清八といいます。ずっと倒れていたので…」
近くに馬の姿も見える。この時代で言う馬借だろうか。
「まだめまいがする…すみません、私を忍術学園に連れて行ってくれませんか?」
清「わかりました!どうぞお乗りください!」
その頃学園では乱太郎、きり丸、しんべエが待っていた。
乱「遅いね…」
山「お前たち、早く寝なさい。」
き「でも…っ」
団「乱太郎、きり丸、しんベエ。早く来いよ。Aさんなら絶対帰ってくるよ」
し「そうなんだろうけど…」
すると暗闇の向こうから馬がやってくる。
清「あ、若旦那!」
団「清八!とAさん!」
山「何があった!?」
清「僕は何も聞いていなくて…」
馬から降りふらつきながらも待っていた生徒のところへ向かう
「山田先生、あまり近づかないほうが」
山「何?」
「…忍者とやりあいまして。その忍者から彼女らの香木の香りがしたのです」
山「なんだと!?それでおまえはどうしたのだ!?」
乱「相手はドクササコの凄腕忍者ですよね!?もしかして毒を!?」
「大丈夫よ。ある程度抜けたから…」
彼らの心配そうな顔を横目に部屋へと戻った。
次の日
小鳥のさえずりで目を覚ます。
めまいも治まっていた
起き上がりお風呂場へと向かう。とりあえずこの香りを何とかしないと
in風呂
「はー、やっと落とせたあ。夕方から夕飯の仕込みしなくちゃ…」
今日でやっと完成するソース。今晩は煮込みハンバーグだ。
浜「おーい、Aー!!どこだー!?」
「はーい、なにー?」
浜「あ、風呂だったのか!大丈夫だったかきのう!」
「大丈夫よ、死にかけたけど」
浜「死にかけた!?」
「もうすぐ上がるからちょっと待っててー」
全く、これはあの子たちも心配しているだろうなぁ…
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みこち(プロフ) - 初めまして。天女小説大好きです。私も小説書いています。今は犬夜叉と兵庫水軍のクロスオーバー書いています。更新お待ちしてます (2021年8月17日 11時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2021年3月9日 23時