凄腕忍者との闘い ページ32
その頃学園から数キロ離れた林では1年生を守る結界を忍者が取り囲んでいた。
もちろん結界は目に見えにくいため忍者たちは困惑している。
「離れなさい、あなたたち!」
乱「Aさん!」
何とか間に合ったようだ。とりあえず安心…そういうわけにもいかないか
「あなたたち、早く逃げなさい!このことを先生方に伝えて!」
薙刀を構え戦闘態勢に入る。
しかしなぜか敵から香木の香りがした。
間違いない、天女の部屋でしたあの香りだ。
団「先生や、先輩たちを呼ぼう!」
「駄目よ!」
夢「でもAさんだけじゃ…!」
ここであの人たちを呼ばれたら間違いなく取り込まれる。
耐性のある私がここで退けないといけない。
何とか子供たちを説得し学園に帰らせた。
奴らも追っていったが足元を凍らせ阻止する。
?「馬鹿な…詠唱もなしになぜ発動できる!?」
「ルーンには詠唱なんていらないのよ!」
足全体を凍らせると忍者たちは慌てふためいた。
「これで1対1で戦えるわね。」
?「いくぞ。」
さすが凄腕の忍者。動きが早すぎる。
ついていくのも精いっぱい。
しかも強すぎる
「く…っ」
苦戦していると矢が腕をかすった
「うっ!」
しかもおまけで毒がついているようだ
中和しながら戦うのだが動きづらい
?「はぁっ!」
「せいっ!」
相打ちになり映画でよくある沈黙の時間が流れる
?「やるな。」
「そっちこそ…!」
?「お前ら引き上げるぞ!」
彼らは引き上げていった。
あの子たちも学園に戻っただろうし、あきらめてくれるといいんだが。
「まずい…治療しないと…」
体が動かない。術での治療も時間がかかる。
解毒剤を飲めば一瞬なんだがあいにくカバンの中。
まあ。少し眠ればよくなるか…
結界を張り目を閉じた。
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みこち(プロフ) - 初めまして。天女小説大好きです。私も小説書いています。今は犬夜叉と兵庫水軍のクロスオーバー書いています。更新お待ちしてます (2021年8月17日 11時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2021年3月9日 23時