冠位の魔術師の妹は忍たまの世界にトリップしたみたいです。 (ページ25)

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6年生と会話ページ25

というわけで食堂に戻り先ほどの続き。
おばちゃんが見ていてくれたおかげで早く仕上がりそうだった。

中「・・・もそ。」

「はい！ごめんね、これ作るの時間かかるの。おにぎりならすぐに・・・」

立「Aさん。」

振り返るとそこには６年生の２人がいた。しかも今名前で呼ばれたような…

立「今まで疑ってしまい、申し訳ございませんでした・・・」

「・・・あのね、私に謝るくらいなら早く仲直りしなさいよ、全く。」

二人ともばつが悪そうにうつむいていた

立「Aさん、彼らはなんと？」

「もう一度仲良く委員会したいって。あと守一郎君が委員会決めたいってさ。」

立「そうでしたか。確か彼は委員会決めていませんでしたからね。」

「・・・立花君だっけ？あなたはどこの委員会なの？」

立「私は作法委員会です。」

「作法か。そっちは？」

中「・・・図書委員会です。」

なるほど、図書室があるなら調べ物もはかどるな。

というわけで図書室へ案内してもらいました。

「ほわー！めっちゃいっぱい！」

おっと、はしゃいでしまった。

中「借りたいものがあるときは言ってくれ」

「ありがとー。」

さて、まずは地図でこの地を把握しなければ。
それから簡単に情勢を把握しなければ。大木先生の言葉が気になる・

不「あれ、Aさん。」

「あぁ、不破くん。」

その言葉に驚いたのか目をぱちくりさせていた。

「どうしたの？」

不「・・・いや、ぼくと三郎の判別つくんだなって思って。」

「そうかな？」

中「・・・すごいな。」

「人を判別するのは得意ですから。じゃあ、これ借りていくね。」

中「・・・うむ、図書カードを作ろう。」