抑止力とは ページ23
と、ここまで話したところで街についた
必要なものを買いそろえ学園に戻る帰路につく。
そこでも魔術の話を守一郎くんと話していた。
浜「そういえば根源の渦にたどり着いた者はいるのか?」
「うん、いるよ。行った者がいるからその正体がわかったし、魔法だってたどり着けた者が残したものなのだから。
ただ、あちら側にいった者は今まで誰一人として帰ってきていないし、どうなってしまったかわからないの。」
浜「え!?」
「それでも魔術師はただそこにたどり着くために何代も血を重ね子孫に代々研究を継がせ、
いつか根源の渦に到達できる子孫を作り上げる。
でも、仮に到達できる家系が現れたとしてもおそらくは不可能だと思うよ。邪魔者がいるから」
浜「邪魔者?」
「あ、話していなかったっけ。抑止力のことよ。我々にとって最大の見方であり同時に敵でもある“方向の修復者”よ。私たち人間には死にたくない、平和でいたい、私たちのいる星だって死にたくない、長生きしたい、抑止力というのはそれよ。
根源の渦に到達しようとしてある実験に参加した魔術師がそれに惨●された。」
浜「・・・へー。でもそれじゃあこの世界に天女が来ているっていうのは抑止力の対象じゃないのか?」
「そうとも言えないのかもしれない。何しろこの世界は私たちの世界とは別の世界。
この世界は私たちの世界とは別の世界この世界の存在のことをアラヤとガイアが把握していない可能性がある。・・・つまりそれにつけこんで何かをしようとしていると私はみている」
まぁ、あくまで可能性の話だが。
浜「そんな・・・っ」
「あ、学園につくよ。・・・安心して、絶対にそんなことさせない」
浜「・・・うん。」
橙子とも話をして今後のことを話しておかなければ。
きっとそれが私の使命なのかもしれない
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みこち(プロフ) - 初めまして。天女小説大好きです。私も小説書いています。今は犬夜叉と兵庫水軍のクロスオーバー書いています。更新お待ちしてます (2021年8月17日 11時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2021年3月9日 23時