追いかけっこ ページ3
「えー、ちょっと橙子に電話・・・はい、圏外ですよね!」
トリップものの小説にはよくある展開だ。
でもどんな世界にトリップしたんだろう。
当たり見渡しても森。
さて、だれか人に会えればいいんだけど
?「天女様!」
背後から声がしたので振り向いてみると瑠璃色の忍び装束を着た男が膝まづいている
その後ろには深緑の忍び装束を着た男が二人立っていた。
一人は色白美人もう一人は隈がすごい
?「天女様、我々とともに来ていただけますか。」
先ほどから天女、天女と言っているが・・・
「もしかして私のことですか?」
?「はい、その通りでございます」
いやー、天女なんて呼ばれるようになっちゃったか私ー。じゃないよ。
何のことかわからない以上、ここは・・・
「あのー、人違いですよ、うん。失礼しまーす。」
とりあえず逃げよ。
猛スピードで走った。運動部に所属してるので脚力には自信があった。
?「あ、ちょっと!」
?「お待ちください!」
負けじと向こうも追いかけてくる。
彼らから殺気と警戒心が感じられた。
だが、向こうがその気であれば迎え撃つ策はある。
しばらく走っていると川にたどり着いた。
「よし、ここなら背後も取られにくい。」
地面にルーンを刻み川岸のほうまで下がる。
すぐに3人もやってきた。
そして彼らだけでなく川の向こうに黒い忍び装束を着た男たちが集まっている。
「やば、相手も素人じゃなさそう。」
追いかけてきていた3人組がルーンを刻んだ場所に立つ。
すると彼らの足が凍り始めた。
?「これは!?」
「ご安心を。そこから動けないようにしただけですよ。」
地面には停滞のルーンを刻んでおいた。
まずは話を聞かねばならない。
「少し話をしましょうか。」
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みこち(プロフ) - 初めまして。天女小説大好きです。私も小説書いています。今は犬夜叉と兵庫水軍のクロスオーバー書いています。更新お待ちしてます (2021年8月17日 11時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2021年3月9日 23時