青鬼～妖怪たちの裏切り～ (ページ37)

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うつしみの力ページ37

こんな楽しい日常は長く続かなかった

異変が起きたのに気づいたのは1年生。

伝「あ、安藤先生！」

安「どうしました？で・ん・し・ちくん？」

1年い全「うわああああああ！！」

in食堂

左「先輩！！！」

不「あれ、授業は？」

彦「先生が変なんです！！」

ル「どうした？」

上「実は・・・安藤先生が書く字が反対になってて・・・いつもはかけていない眼鏡をかけてるんです！」

ロ「まさかそれって！！不破くん、Aを呼んで来て！」

不「はい！」

で。

「まちがいなくうつしみね。うつしみは鏡の妖怪。だから身につけてる服の文字が反対になったり書く字や絵が反対になったりするわ。」

ナ「で、霊眠方法は？」

ロ「鏡合わせの結界を作ることよ。」

待って、結界？

「そうだわ、その結界を使ってこの学園を守りましょう！」

怪異が入って来たら鏡でどこかに飛ばされるような結界を作れば・・・！

オ「もしかしたら・・・鏡の中に吸い込まれてどこかに飛ばされた土蜘蛛達も連れ戻すことができるかもしれない。」

キュ「青鬼の化身達に閉じ込められたんだ。なら逆にそれを使って連れ戻せばいい。」

「よし、じゃあみんな！早速作戦開始よ！あと・・・てけてけと青鬼は私と6年生に任せて。」

数「そんな！絶対安静なのに！？」

「青鬼とてけてけは危険よ。大丈夫。必ず世界を救ってみせる。」