青鬼～妖怪たちの裏切り～ (ページ31)

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天女の呪いページ31

仙蔵side

私は月明かりの下目を覚ました。

立「今・・・何時だ？」

コ「今夜9時ズラよ。」

立「君は、コマさん。なぜ・・・こんなところに。」

コ「お母ちゃんに生きなさいって言われたズラ。そしてこの忍術学園を守るズラって言われたんズラよ。だからこうして戻ってきたズラ。」

立「君の母上様に・・・？」

コマさんは私のところへ歩いてきた。

そして私の膝の上にちょこんと座る。

コ「お母ちゃんがいってたズラ。その傷は天女の呪いだって。操る力を与えるウイルスと君を守ろうとする細菌が一生懸命戦っているズラ。」

コじ「でもその戦いのせいで死に至るっていうとっても恐ろしい呪いズラ。」

コ「おら、6年生がいなくなるのは嫌ズラ！！」

コマさんは泣き始めた

コじ「泣いちゃダメズラ兄ちゃん！オラだって寂しいズラ！」

そういうコマじろうも泣きそうだ。

立「2人とも泣かないでくれ。この呪いを解くにはどうすればいいのか知っているか？」

潮「恐らく、天女が持ち込んだ怪異をすべて霊眠させることだろう。」

文次郎が起きた。

立「そんなことができるのか？」

潮「ああ。きり丸が言ってた。俺たちで怪異を倒すから心配するなって」

バカなそんな危ないことをしていると言うのか！？

立「じゃあ、いつ殺されるかわからないではないか！！」

コじ「どうか信じて待ってて欲しいズラ！Aちゃんは絶対やってくれるズラ！！」

コ「お母ちゃん言ってたズラ！Aちゃんはとってもいい子で交わした約束は絶対守るって！だから大丈夫ズラ！」

立「コマさん、コマじろう。」

潮「大丈夫だ。お前の恋人だからな。絶対やってくれる。信じるぞ。」

立「ああ・・・」