青鬼～妖怪たちの裏切り～ (ページ28)

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その日の夜ページ28

鉢「ふー、なんとか夜を迎えたな。」

不「死ぬかと思ったー」

ロ「にしても、4を何回も言って霊眠させられられるのなら私たちは不要だったかしら？」

「いいえ、一度霊眠させられたせいか怨念の塊が強くなってたようですので助かりました。」

ロ「そう、よかった！」

不「ところで雷神、鉄琴どこにあったの？」

雷「む？お主の机の上に置いてあったが？」

「え？桜第一小学校の放送室の中にもあったわよ？」

風「てことは、誰かが俺たちにわからせるために置いたってことか。」

鉢「一体誰が？」

その事はまた明日考えることにして次の怪異を調べた。

そーいや、死んだ生き物を生き返らせる魔術雪乃が知ってたっけ。

花「他にもたくさんのお化けがいるんだ。今回の茜さんは凶暴だったからAさんに話したの。」

後ろを振り返ると花子さんが立っていた。

「ねぇ、そのお化け全部教えてくれない？」

花「うん、いいよ。これから私、Aさんのお手伝いする。」

ソ「僕たちも忘れないでね。」

「わ、わかってるわよ！」

もう、出番欲しがるんだから・・・

私はちょっと溜息をついた。