てけてけ ページ2
青鬼じゃないとすると何なんだろう?
まさか私が小学校の頃はやったうわさのてけてけ?
ま、まさかてけてけって本当にいたの?
本当に違うよね・・・?
もうわけわからないよ・・・
本当にてけてけだとは思いもよらなかった。
・・・なんてことになりませんよね?
後ろを振り向くと青鬼の顔があった
「きゃーーーっ!!」
めっちゃびっくりしたあっ!
なんなの、あの顔!?
瞳孔開きっぱなしのあの顔!
私はもう見たくなくて走り続けた。
誰か助けてっ・・・!
「いやああああっ!!」
ガバッ
「あ、あれ?」
浜「よかったー!エンマ大王さまが蘇らせてくれたんだよ!」
田「にしても大丈夫か?うなされてたぞ?」
「ゆ、夢・・・?」
よかった・・・
「ほ、本当に怖かった・・・」
立「A、どんな夢を見たのか教えてくれないか?」
「は、はい。えっと目覚めたら現代に戻ってて街に出たら血まみれの上半身のない遺体が転がっててコンビニの中にもいて・・・新聞を見たら4ヶ月前から発刊してなくてそれでコンビニの外に出てしばらく歩くついたら青鬼と遭遇して・・・」
潮「まだ歴史が変わっていないということか?」
「恐らく。」
中「エンマ大王さまも言っていたことなのだが青鬼が出る前に複数の怪異が重なってしまったらしい。その複数の怪異を解決しない限り歴史は変わらないだろう。」
七「嘘だろ?それじゃあAはまだ元の世界に戻れないのか?」
食「しかし、怪異をなんとかするたびにこういった状況になれば現実の世界でも何かしらの変化が起きてるはず。」
伊「そうしたらAちゃんは怖い思いをしなければならないってことになるよね?」
立「だろうな。」
久「さっき言ってた上半身のない遺体って?」
「恐らく、てけてけの仕業かと。」
竹「てけてけ?」
「小学校の時噂になったんです。てけてけは自分の下半身を追い求めてるっていう。」
まあ、ただの噂に過ぎないんだけどね。
鉢「調べる必要があるな。妖怪ではなくそれは怪異の仕業だろう。」
不「うん。僕もそう思うよ。」
浜「じゃ、イザナミ達を呼ぼうっ!」
田「ああ!あれ?」
七「どうした?」
立「おかしい、ガリ王子がでてこない。」
潮「俺のブシニャンもだ。」
浜「あ、あれー?イザナミも出てこないです!」
嘘、妖怪達がでてこない!?
七「破怪は出てくるぞ?」
どういうこと!?
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ましろ(プロフ) - MIYUさん» ありがとうございます! (2016年11月5日 6時) (レス) id: 8e94e77fd5 (このIDを非表示/違反報告)
MIYU(プロフ) - 2章を楽しみにしていました!頑張ってください! (2016年11月5日 6時) (レス) id: 83531441a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2016年11月4日 18時