手伝うのがお仕事です！２ (ページ7)

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『大丈夫ですか？』

景「うぇ〜い！Aちゃんものむよ！」

拓「もぉあかん。眠たなってきた」

純「俺もぉ」

豆「まーじで酒弱いっすねぇ」

景「言うねぇ〜生意気マンネ〜」

いつもよりテンション高めな佐藤さんに、机に項垂れてる川西さんの肩に寄りかかる河野さん、意外とお酒が強いらしい豆ちゃん

私が戻ってきたお祝いと称して開かれたパーティー
リミッターを外してガバガバとアルコールを胃の中に流し込めば、1時間も経たずに出来上がっていく皆を見送った

「酒飲む気がしれん。毒よ毒」と酔っ払っている皆を俯瞰している川尻さん

『川尻さんと白岩さん、飲まないんですか？』

瑠「え〜Aちゃんに言われるなら飲もっかなぁ」

蓮「うっわ！マジで言いよる？知らんよ」

瑠「Aちゃんに介抱してもらえばいいし、家だし、まあなんかあっても大丈夫っしょ」

『私ですか？』

瑠「うん。ダメ？」

食器を洗っている私を見ながら、キッチンカウンターに肘をついて小首を傾げる白岩さん

危ないコップを落とすとこだった

というか、誰が断れるの？これ

瑠「いいよね？」

『…はい』

瑠「じゃ、俺と同じやつ一緒に呑も」

冷蔵庫に入っていたそんなに度数の高くないお酒を注いでグラスを合わせた

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『佐藤さん、川西さん、河野さん、金城さん！部屋戻りますよ！？』

拓「ん〜…」

もぉ〜！皆飲みすぎ！

肩を揺すっても起きる気配はゼロ

風邪引いちゃうから、ここで寝かせる訳にもいかないし…

汐「俺らで運びますよ」

蓮「やっぱ毒やねぇ」

『すみません。お願いしてもいいですか？』

祥「ごめんねぇ、迷惑かけて」

『いえ、全然大丈夫なんですけど…お仕事大丈夫ですか？』

奨「明日はみんなオフだから大丈夫だよ」

「ならよかったです」

瑠「Aちゃん。部屋戻るから手貸して」

あの1杯しか飲んでないのに、ほんのり頬を赤らめてふにゃっとしている白岩さんは、お酒に弱いらしい

私はソファで横になっている白岩さんに手を差し出した