07 ページ7
.
翔「汐恩ばっか話すなよー」
汐「たまたま同じ趣味やから話しとんやろ」
景「ずるっ」
翔「じゃあ知ってる？Aさんって前の職業事務員さんだったんだよ」
汐「そうなんすか？」
『はい、一応』
汐「なんで知っとんねん」
「Aさんと仲良いから」って言いながらドヤ顔している木全さんは、なんだか不思議ちゃんオーラ出てる
.
それから昨日の何倍もの質問攻めにあい、茹でたほうれん草くらいクタクタになった
断言出来る、これからやってく仕事より今日が1番大変だ
ずっと喋ってるけど練習再開しなくて大丈夫なのかな
そろそろ再開するものかと思っていたら、再び口を開く河野さん
純「てかてか、俺らのこと知らんかったのに、なんで俺らと同い年って知ってたん？」
『昨日公式サイト見て知りました』
純「うわ、俺のアー写見られたと思ったらなんか恥ずいんやけど！」
何万人って人に見られているだろうに、シャツの襟を引っ張って顔を隠して恥ずかしがっていた
大丈夫ですよ。かっこよかったです
景「じゃあ誰が1番かっこよかった？」
瑠「そういうこと聞くもんじゃないぞ」
豆「1人しか得しないやつじゃないですか〜ぁ。やめましょう」
祥「え〜やめようやー嫌やねんけどぉ」
碧「俺も反対」
私も嫌です、佐藤さん
私の無言の訴えも虚しく、そんなことはお構いなしに佐藤さんが「と言いつつ〜？」とニヤニヤしながら言えばみんな正直に口を噤んだ
いや気になるんかーい
雇い主と従業員の関係じゃなければ、芸人顔負けにズッコケて、バッコーン！と思いっきりつっこんでいたであろう
景「ってことで教えてください」
『…みなさん同じくらいかっこいいです』
景「はいうそー、絶対うそ！マジなやつちょうだい！」
当たりを少し見回せば、皆の視線は私に向いてるもんだから、心做しか胃がキリキリしてきた
本当にみんなかっこいいんだよ
かっこいいけど、強いて言うなら…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 682人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ニアちゃん(プロフ) - 匿名ボーイさん» とても嬉しいコメントありがとうございます！まだまだ続きますので更新を楽しみにして頂けると幸いです♡ (8月22日 18時) (
レス) id: 3974967ea4 (このIDを非表示/違反報告)
匿名ボーイ - コメント失礼します！とっても面白いです！いつも楽しみにさせて頂いています！ありがとうございます！ (8月22日 10時) (レス) @page32 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ニアちゃん
| 作成日時：2023年7月17日 7時
