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奨「どうぞ〜。熱いから気をつけてね」
『ありがとうございます。いただきます』
ほろ苦く少し酸味のあるいい香りが鼻をかすめて、コーヒーが特段好きではない私でも、自然と染み入るような味わいだった
ミルクと砂糖をいれると、また違った味わいになり、河野さんが好んで飲む意味がわかった
『凄く美味しいです！』
奨「でしょ〜今日は豆から挽いてみたんだ。純喜には内緒ね、いつもはインスタントだから」
『なんだか河野さんに申し訳ないですね』
奨「いいのいいの、俺はAちゃんのその顔が見れて満足だから」
『えっ、私今どんな顔してますか？変な顔してますか？』
奨「あははっ、してないよ。可愛い顔してる」
大きな瞳をクシャッとさせて満足気に笑っている與那城さんを見ていたら、胸がザワっとした
奨「LAでもっと美味しい豆買ってくるから、帰ってきたらまた一緒にコーヒー飲もうね」
『……はい』
奨「じゃあ俺、まだ準備終わってなかったから部屋戻るね。ご飯ありがとう」
そう言ってリビングを後にする與那城さんの背中を眺めながら、明日も同じようにこんな朝が来ればいいのにと思うけど、それは叶わなくて
出来もしない約束をしてしまった私は最低だ
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ニアちゃん(プロフ) - 匿名ボーイさん» とても嬉しいコメントありがとうございます！まだまだ続きますので更新を楽しみにして頂けると幸いです♡ (8月22日 18時) (
レス) id: 3974967ea4 (このIDを非表示/違反報告)
匿名ボーイ - コメント失礼します！とっても面白いです！いつも楽しみにさせて頂いています！ありがとうございます！ (8月22日 10時) (レス) @page32 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニアちゃん
| 作成日時：2023年7月17日 7時
