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『わ！今日は一段と早起きですね』
奨「なんかねぇ〜目覚めちゃった」
『なにか作りましょうか？』
奨「いいの？ありがとう」
『もちろんです。ちょっと待っててくださいね』
いつもより少し早く目覚めてしまいリビングへと向かうと、そこには與那城さんの姿
誰もいないと思っていたリビングに人がいると、それだけで少し嬉しくなる
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『お待たせしました。思ったより冷蔵庫に何もなくてこんな物しか…すみません』
奨「全然だよ！ありがとう。いただきます」
リーダーの與那城さんはいつもおおらかで、私が仕事でミスしたときも大丈夫大丈夫と笑って言ってくれる優しい人
「めちゃくちゃ美味しいよ」と美味しそうに食べる姿を見れば心が温まる
奨「実は今日からまた家空けるんだよね」
『マネージャーさんから聞きました。韓国ですか？』
奨「次はイベントでLAにね」
『LAでイベント！凄いですね！』
奨「うん、本当にありがたいよ」
『皆さんの努力の成果ですね』
断片的なことしかわからないけど、仕事やレッスンで夜遅く帰ってきているメンバーを私は見てきた
陰ながら支えて、応援することしか出来ないけど、自分の事のように嬉しい
奨「Aちゃんもありがとう」
『いえ私はなにも…』
奨「みんなAちゃんのお陰で頑張れてるんだよ」
ふふっと優しく笑い、手を合わせて「ご馳走様でした。今日も凄く美味しかった」と言う與那城さんは眩しくて、それは薄ら差し込んでくる朝日のせいか、それとも…
與那城さんが言ったことが本当なら、それほど嬉しいことはない
少しでも皆の役に立ててるんだ
奨「ダメ元で聞くけど、コーヒー飲む？」
『はい。飲みたいです』
奨「お、初めて飲みたいって言ってくれた」
與那城さんが淹れたコーヒーを飲むのはこれが最初で最後
いいよね、今日くらい
カウンターキッチンの椅子に座っていた與那城さんは「嬉しいな〜」と言いながらキッチン側に周り、「Aちゃんはそっち座ってて？」と大きな手をポンと頭の上に置いた
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ニアちゃん(プロフ) - 匿名ボーイさん» とても嬉しいコメントありがとうございます！まだまだ続きますので更新を楽しみにして頂けると幸いです♡ (8月22日 18時) (
レス) id: 3974967ea4 (このIDを非表示/違反報告)
匿名ボーイ - コメント失礼します！とっても面白いです！いつも楽しみにさせて頂いています！ありがとうございます！ (8月22日 10時) (レス) @page32 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニアちゃん
| 作成日時：2023年7月17日 7時
