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『なんか今日はいつもより空が綺麗に見えます』
翔「えーなんででしょう？僕と見てるからじゃないですか？」
『えっ？』
聞き間違いかと思うほど、木全さんが言いそうな言葉からはかけ離れていて
翔「聞き返さないでくださいよ。なんか恥ずかしいんで」
『あ、ごめんなさい。びっくりしちゃって』
翔「…でもそうだといいなって思ってます」
月明かりに照らされた木全さんの横顔は凄く綺麗で、少しだけ頬が染まってる気がして、なぜだか胸がじんわり温かくなる
『木全さんと過ごす夜はゆっくりした時間を過ごせて心地いいです』
翔「それは良かったです。あ、……もう寝れそうですか？」
『そうですね。心做しか眠くなってきた気がします』
翔「じゃあ寝ましょうか」
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「おやすみなさい」と自分の部屋の前で就寝の挨拶をして部屋に入ろうとした木全さんを引き止めると、目を丸くしていた
『もし、また寝れない時があったら…その』
翔「いいですよ。寝れない時は言ってください。僕いつでも付き合いますから」
『いいんですか…？』
翔「もちろん。あ、別に寝れる時でもいいですよ。普通のときでもいいです」
『ありがとうございます』
翔「いつでも待ってます。じゃあおやすみなさい」
ドアを開けてひょこっと顔を出して手を振る木全さんはやっぱり子供みたいで可愛いと思ってしまう
そんな木全さんが言った『月が綺麗ですね』という言葉に別の意味が含まれていたと知るのはまだ先のこと
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ニアちゃん(プロフ) - 匿名ボーイさん» とても嬉しいコメントありがとうございます！まだまだ続きますので更新を楽しみにして頂けると幸いです♡ (8月22日 18時) (
レス) id: 3974967ea4 (このIDを非表示/違反報告)
匿名ボーイ - コメント失礼します！とっても面白いです！いつも楽しみにさせて頂いています！ありがとうございます！ (8月22日 10時) (レス) @page32 id: 4d5241d02c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニアちゃん
| 作成日時：2023年7月17日 7時
