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｢あ、白岩くん！｣
｢Aちゃん、どうしたの？｣
｢今日のサークルの集まりなくなったって！｣
｢ん？知ってるよ？｣
学内でダントツ人気の白岩くん
男子とあまり話さない私は、何故だか白岩くんとは普通に喋れる
そんな彼はサークルの集まりがないことを既に知っていたらしく、不思議そうな顔をしていた
｢誰から言われたの？｣
｢河野くんだよ｣
｢あ〜なるほどね｣
私が河野の名前を出せば、ニヤニヤと意味深な笑みを浮かべる白岩くん
なるほどね、とは？
｢白岩くん…？｣
｢あ〜ごめん。伝えに来てくれてありがとね｣
｢うん｣
すると彼は私の顔を覗き込み優しく微笑んだ
王子様って本当にいるんだ〜……
ってこの時初めて知った
｢せっかくだし一緒帰る？｣
｢え？いや用事あるからまた今度で…｣
｢そっか残念、じゃあまた今度ね｣
太陽までもを味方につけた白岩くんは、綺麗なブロンドヘアをキラキラさせながら帰って行った
白岩くんと帰ることを拒否する理由なんて本来であればないんだけど、周りの冷たい視線が突き刺さった
しばらく白岩くんと話すのやめとこ…
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入れたばかりのアプリを開けば、色んな人からメッセージが来ていた
大半は今日会えますか？とか今からドライブ行きましょうとか、即会いたがる人ばっかり
私はすぐに会いたい訳じゃないし、第1男の人は苦手だから相手のことはゆっくり知っていきたい
おでんくんAちゃんはなんでこのアプリしてるん?
A彼氏に振られたって友達に話したら一緒に始めようって成り行きで
おでんくんええやん!切り替えも大事やで!
Aありがとう笑
Aじゅんきくんはなんでアプリしてるの?
おでんくんいい人おったらなーって軽い気持ち
それからしばらくメッセージのやり取りを続けて、少しだけじゅんきくんのことを知れた
文章でのやり取りだからか、話すのは苦じゃなかったし、むしろ楽しかった
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ニアちゃん(プロフ) - rinaaiaiさん» rinaaiaiさん ただいま戻りました！凄く優しく嬉しいお言葉をありがとうございます( ᐪ ᐪ ) とっても活力になります！完結できるように頑張りますね。長くなりますがお付き合い下さい♡ (2023年3月26日 0時) (
レス) id: 3974967ea4 (このIDを非表示/違反報告)
rinaaiai(プロフ) - ニアちゃんさん！おかえりなさい🤍あなたの作品が大好きでずっと待っていました。ご無理のない程度に頑張ってください！ (2023年3月25日 23時) (レス) id: 4fd6145148 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニアちゃん
| 作成日時：2023年3月24日 19時
