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いつの間にか寝ていて、目を覚ますと午後1時。
私にとっては2度寝。
九重さんはまだ寝ていて、私はそっと起こさないように、腕から抜けだしリビングへ。
簡単なものであれば、料理が作れるようになりお昼は、オムライスにしようかなと思い冷蔵庫を除く。
卵もあるしオムライスに入れられる食材もあることを確認して料理を始める。
最初は、包丁を持つことすらハラハラドキドキ。
九重さんにも
｢私がいる時以外は使わないでください｣
って言われるくらい覚束なかったが今ではそれなりに使いこなせるようになった。
美味しそうな匂いと音を立てながらオムライスは完成。
粗熱が取れる間、使った食器を洗っていると、コトンと物音がしたと思ったら後ろから腕が回る。
『おはようございます』
｢…おはようございますAさん｣
なんだか、まだ眠そうな顔をしている。
『まだ、寝ててもいいんですよ？オムライスはレンジで温められますし』
｢Aさん、一緒に食べましょう｣
『…分かりましたよ。顔洗ってシャキってしてきてください』
私は、九重さんを洗面所に送り出し、食事の準備。
さっぱりした、九重さんと
｢いただきます｣
『いただきます』
少し遅いお昼ご飯を。
『相当お疲れでしたね』
｢Aさんを見るといつも眠くなるんですよ。安心感からか｣
『ありがとうございます』
私が作った料理を口いっぱいにして食べてくれる九重さんが好き。
｢この後どっか出かけますか？｣
『うーん。今日は家で映画見ましょ！』
私の提案で、今日は家でのんびり映画を見ることに決まる。
元々テレビは好きだったけれど、最近は映画やドラマを見るのにハマってる。
読むのと見るのは全然感じ方が違うから。
｢分かりました。少ししたら借りに行きましょう｣
家から歩いて十数分の所にレンタルショップがある。
今日のデートコースは決まった。
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にる(プロフ) - そらさん» こんにちは！コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2020年9月26日 17時) (
レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 初コメです！久しぶりにこんなにトキメク作品に出会いました……胸きゅんしっぱなしです！これからも応援してます、無理せず頑張ってください(*´∀｀*) (2020年9月22日 0時) (レス) id: 3a64fd78e3 (このIDを非表示/違反報告)
にる(プロフ) - stさん» コメントありがとうございます！何度も見返していただいてとても嬉しいです！今後の展開も是非お待ちいただければと思います (2020年9月10日 2時) (レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
st(プロフ) - 面白くて何度も読み直してしまいました早く九ちゃんのこと思い出してあげてほしい (2020年9月9日 22時) (レス) id: 4b9d124ab4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にる | 作成日時：2020年8月26日 12時
