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テレビに集中していて、ふとした瞬間に九重さんの方を見るとテーブルに伏せる様に寝ている。
『やっぱり、疲れてたんですね…』
九重さんは、きっと責任感がある人なんだと思う。
私のことも、凄く気にしてくれてる。
『本当にありがとうございます』
九重さんがいるだけで、安心ができる。
怖いことも沢山まだあるし、夜も怖い夢を見る。
でも、九重さんがいるって思えるだけで恐怖が不思議なことに軽減する。
それくらい、私にとっては九重さんが大きい存在になっていた。
我儘かもしれないが、九重さんともっとずっと一緒にいたいと思ってしまう。
｢ん…｣
『おはようございます』
凄い勢いで飛び起きた。
｢す、すみはません。寝てしまって｣
『寝ていいんですよ。お休みなんですから…それに、九重さんが倒れたら私が心配します。私ここにずっと居ますから横になって寝てください』
｢…分かりました。何かあったら起こしてください｣
『はい』
私は、無理やり九重さんを寝かせてリビングで1人テレビを見続ける。
すると、段々とウトウトしてしまいそのまま眠りについた。
｢A｣
夢の中で私のことを何度も呼ぶ声。
声の方を見るとあいつがいる。
｢逃がさない｣
慌てて起きると、外はオレンジ色に染まっている。
｢おはようございます｣
安心する声が聞こえた。
『おはようございます。私も寝ちゃいましたね…』
いつから、九重さんはら起きていたのだろうか。
そして、すごくいい匂いがする。
｢夕方カレーを作ってるんですけど食べますか？｣
ぐぅーー。
私のお腹が鳴る。
｢もうすぐできますから｣
『はい』
カレーの匂いを感じながらこれが現実だと安心した。
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にる(プロフ) - ｔｋｔさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年8月25日 2時) (
レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
ｔｋｔ - 凄く面白いです！更新も早くて嬉しいです。頑張って下さい！ (2020年8月24日 20時) (レス) id: 5db39da5e6 (このIDを非表示/違反報告)
にる(プロフ) - vivi16さん» コメントありがとうございます！ (2020年8月24日 12時) (レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
vivi16(プロフ) - 九ちゃんメイン少ないんで嬉しいです！更新頑張ってください！ (2020年8月23日 23時) (レス) id: f899e34cf3 (このIDを非表示/違反報告)
にる(プロフ) - になさん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2020年8月23日 18時) (レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にる | 作成日時：2020年8月22日 16時
